今さら聞けない『お辞儀』と『会釈』の意味の違いと使い分け例

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『お辞儀』と『会釈』?同じものじゃないの?と思われたそこのあなた、要注意です!この2つには明確な違いがあり、どっちつかずで使っていると、マナーを疑われかねません。日常的な習慣を指す言葉だからこそ、気を付けたいですよね。

これらの言葉の違いと使い方を、以下で検証してみました!

『お辞儀』

  • 意味:頭を下げて礼をすること
  • 使い方:「取引先の相手にーーする」「お客さんにーーする」「深々と―する」

『お辞儀』は、「頭を下げて礼をすること」や、「頭を下げてする挨拶」のことです。

これは、丁寧さの度合いや込められた意味によって、「会釈」「敬礼」「最敬礼」の3つに分かれます。つまり、『会釈』は『お辞儀』の一種なのです。その目的は、他人への親しみや感謝、敬意、単純な挨拶、謝罪など、多岐にわたります。

「敬礼」は、この3つの中で最も高頻度で使われます。お客さんを会社やお家にお迎えするときや、訪問先に行ったとき、また、一般的な感謝を伝えたいときなどに用います。背筋を伸ばして、腰の部分から約30度を目安に、上体を傾ける礼の仕方です。顔を上げたまましたり、手をポケットに入れたりしていると、かえって失礼になってしまうので注意しましょう。対象は、お客さんや目上の人です。

「最敬礼」は、最も丁寧度が高い礼です。深い敬意やお詫び、感謝を示すときや、初対面の人に挨拶をするときに使います。腰から45度から60度を目安に、上体をまっすぐに深く折り曲げ、手は体の横や前に置きましょう。なお、女性は前で指を重ねると美しく見えてよいとされています。対象は、重要なお得意先や、重役の人、初めて会う相手などです。神社でのお参りにも使われていますね。

『会釈』

  • 意味:軽く挨拶や礼を交わすこと
  • 使い方:「すれ違い際にーーする」「知り合いにーーする」

『会釈』は、「軽くあいさつや礼を交わすこと」や、「あいさつや礼を示す所作」を意味します。

3種類あるお辞儀の中の1種類で、最も敬意が低いものを指して使われます。つまり、『お辞儀』は「敬礼」や「最敬礼」を含める「3種類全ての礼をまとめた総称」であるのに対し、『会釈』は「お辞儀のなかにある礼のタイプの1種類」ということになります。

これは、一日の始まりや終わりの一般的挨拶や、外部の人とすれ違うときにする礼です。お辞儀のなかでも一番浅く軽い礼で、15度の角度を目安に上体を前傾させます。ここで注意したいのは、一番軽い礼といえども、頭をちょっと下げるだけなのは避けた方がいいという点です。普段からつきあいのある親しい友人なら問題はありませんが、ビジネスなどきちんとした敬意を示すべき場面においては、腰からきちんと身体をまげて挨拶するようにしましょう。対象は幅広く、ご近所に住んでいる人や、会社の同僚や友人、上司やお客さんなどを相手に使います。

『お辞儀』と『会釈』の使い分け例

『お辞儀』と『会釈』の違いが分かりましたか。『お辞儀』は礼の種類全てをまとめた呼称で、『会釈』はその1種類でしたね。では、この2つをどのように使い分けるのか、検討してみましょう。

  • 『お辞儀』・・・「会釈」「敬礼」「最敬礼」の全てを指すので、幅広い文脈で使う。
  • 『会釈』・・・ご近所や仕事場での軽い挨拶の意味で特定して使う。

まず、使い勝手がいいのが『お辞儀』です。全ての場面で行うあらゆる挨拶を指すので、「会釈」「敬礼」「最敬礼」のどの言葉を当てはめるべきか迷っても、「お辞儀」と言っておけば大丈夫です。「ご近所の人にーーした」という会釈タイプから、「社長が来たのでーーで迎えた」という最敬礼タイプまで、色々な状況で使うことができます。

『会釈』は、身の回りで普段から接する人たちに向けて一般的な挨拶をするという、固定された文脈で使います。そんなにかしこまらない、割とカジュアルな礼のイメージがあるので、「軽く」「ちょっと」などの言葉と付随して用いられる傾向があります。会話や文章のなかで用いるときは、これらのことを念頭に置くようにしましょう。

まとめ

『お辞儀』と『会釈』の違い、いかがでしたか。これらは、人付き合いで一番重要な、基本の挨拶に関わるボキャブラリーです。『お辞儀』と『会釈』の意味や使い方をしっかり認識して用いることで、あなたが公私において周りに与える印象もきっと違ってくるはず。

『会釈』をするとき、『お辞儀』をするとき、ちゃんと使い分けましょう!

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