そうだったの?『彗星』と『流星』の意味の違いと使い分け例

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夜空で輝くものというと彗星と流星が思い浮かぶのではないでしょうか?この2つの言葉には大きな違いがあるにもかかわらず日常ではあまり区別されて使用されません。ここではその相違点について理解を深めていきましょう。

『彗星』

  • 意味 :氷に固体微粒子が混在した太陽系の小天体のことです。
  • 使い方:私は輝きながら空の中を流れていく彗星をずっと見ていたなどです。

意味は「氷に固体微粒子が混在した太陽系の小天体」のことを表します。ここで重要なのは「太陽系の小天体」という表現です。つまり、さまざまな惑星と同じように太陽のまわりを旋廻している星のことです。

非常に長い円軌道を描きながら回っていますので、太陽に接近してきて地球上にいて観察することができるのは非常に稀なケースです。種類にもよりますが、数十年から数百年かけて接近するものが多いです。太陽に接近すると、その太陽熱によって含有されてる氷が次第に溶けていき微粒子が放出されるようになります。その姿が太陽の光に反射して光り輝いて見えるようになるというわけです。

その場合は尾を引いて輝きますが、その進行方向は太陽と正反対であり、ずっと進んでいきます。そのため、一度接近したら長時間見続けることが可能ということも特徴の1つであります。

言葉の使い方としては「輝きながら空を流れていく彗星をずっと見ていた」という表現などは適切な使い方です。天体で輝きながら流れていくものは彗星と流星の2つありますが、流星の場合は瞬間的な輝きしかありませんので、ずっと見続けることはできません

したがって、「ずっと見ていた」という表現から、ここで「流星」という言葉を用いると誤用になりますので、注意しましょう。日常生活でもなじみのある言葉ですが、明確に知っている人は多くはないので、ここできちんと理解しておきましょう。

『流星』

  • 意味 :宇宙の塵や岩が大気圏に突入して発光する現象のことです。
  • 使い方:願いごとを考えていたら流星がすぐに消えてしまったなどです。

流星は「宇宙の塵や岩が大気圏に突入して光を発する現象」という意味です。別名として「流れ星」とよばれることもあります。

宇宙に漂っている塵や小さい岩が、かたまった状態で地球に接近してくると、地球の重力に引っ張られます。そうなると、高速のスピードで大気圏に突入して空気との摩擦が生じます。このときに燃えてしまうので発光するというわけです。発光している距離はおよそ30キロ程度分なので瞬間的にしか輝きません。発光の仕方は彗星とは異なって、後ろに伸びていきます。これは燃えているのでこのような現象になります。

なお、すべてが燃えきらずに残って地球に落ちるものがあります。それを隕石といいます。隕石は流れ星のこどものようなものです。

言葉の使い方としては、「願いごとをしていたら流星がすぐに消えた」という表現などが適切な使用方法になります。この文で彗星と書いてしまうと誤用になります。彗星の光は瞬間的なものではなく持続性が高いのですぐに消えることはないからです。そのため、天体で発光するものの中で「すぐに消えた」という表現ができるものを探すと、流れ星しかありません。

晴れた夜空を1時間ほど眺めていると、流れ星を1個から3個程度見ることができます。もちろん、時間帯や季節も関係してくるので一概には言えません。私たちの生活において身近な存在ですので、子供や友人や知人などにそっと教えてみるのもいいかも知れません。

まとめ

彗星と流星はどちらも尾を引きながら光り輝くものですが、前者は長く輝いているのに対して後者は瞬間的な輝きしか放ちません。空で輝いているものを発見したときには一体どちらなのか観察してみるのも良いでしょう。

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