『マナー』『エチケット』『モラル』の意味の違いと使い分け

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マナー、エチケット、モラルはどれも守らなくてはいけないと言われているものですが、それぞれの違いは何でしょうか?

何となくこれらの言葉を使っていますが、意味を間違えて使っていると他人に指導したときに恥ずかしいですし説得力がありません。

違いをしっかりと理解しましょう!

『マナー』

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  • 意味:行儀・作法のこと
  • 使い方:彼はマナーをよく知っているのでどこへ行っても恥ずかしくない。

マナー(manners)は英語です。直訳すると、行儀や礼儀作法という意味になります。つまり、あくまで社会生活をしていく上で他人と気持ちよく生活するための知恵です。

個人に対する礼儀作法では無く、公共の場での礼儀作法です。守らなくても罰則は無いのですが、所によっては「マナー違反」のレッテルを貼られることがありますのでご注意を。

テーブルマナーが代表的です。例え堅苦しいことが好きでは無くて自由な食べ方をしたくても、周りのお客さんがきちんとドレスコードを守っていて食器をマナー通りに使っている中、その雰囲気を壊すことはなかなか出来ないものですよね?

その場にふさわしい礼儀作法を守ることで、自他ともに気持ちよく事を運べるのです。

『エチケット』

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  • 意味:行儀・作法・気配りのこと
  • 使い方:エチケットを心得ることは大切だ。

エチケット(etiquette)はフランス語です。直訳すると、マナーと同じく礼儀作法ということになります。

マナーとの大きな違いは、マナーが「公共の場」での礼儀作法を表す言葉であることに対し、エチケットは「個人」への礼儀作法を表す言葉であるということです。人と接するとき、相手を不快にさせない心配りという意味が強くなります。

更に、衛生面に関することに使われる場合が多いのも特徴です。バス遠足のときに座席にあるのは「エチケット袋」ですよね。

近年ではインターネットが普及し、ネットでのエチケットも必要となり、「ネチケット」という造語が生まれました。自分が投稿した掲示板への書き込みなどを見た人が不快にならないよう、気配りをすることです。

『モラル』

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  • 意味:道徳・倫理。
  • 使い方:モラルがなっていない。

モラル(moral)は英語です。直訳すると、道徳・倫理です。マナーやエチケットは作法に関する言葉なので、少し違いますね。

モラルは善悪の基準を表しているのです。よって、マナー・エチケット・モラルの言葉の中では最も重みを持つ言葉とも言えます。あまりにもモラルがなってない場合、犯罪にはならなくても社会的制裁を受ける可能性が高いです。

分かりやすい例が、芸能人の不倫騒動ですね。ワイドショーや週刊誌が熱心に取り上げますが、その報道内容は決して不倫した人に甘いものではありません。

対象となった芸能人は、犯罪者でも無いのにテレビ出演が減ったりコソコソと報道陣から逃げ回らなければならないことがあります。不倫をした芸能人を擁護するコメントを出せば、その人も非難の対象となることまであります。

まとめ

3つの意味を説明したところで、それぞれの違いを簡単にまとめます。「マナー=公の場での礼儀作法」「エチケット=個人に対する礼儀作法」「モラル=道徳・倫理」ということです。

守らなくても警察に捕まることはありませんが、私たちは社会の中の一員なので、モラル違反をせずに公共の場ではマナーを守り近くの人に対してはエチケットを守る方が自他ともに過ごしやすいです。

どれも明確な基準がある訳でもなく人によって考え方は様々ですが、共存するためには一般的に言われているマナー・エチケット・モラルに従うことが大切になってきます。

それは「ルール」と呼ばれています。ルールは明確な基準があり、守らなければ罰則が科されるものもあります。極端な例を挙げますと、法律もルールです。ルールが無ければ社会秩序が乱れ、国家として機能しなくなります。

マナー・エチケット・モラルの違い、更にはそこにルールも絡んでくることをご理解いただけましたでしょうか?これらの言葉の違いを念頭に入れて、正しい日本語を使いましょう!

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