間違えたくない!『以下』と『未満』の意味の違いと使い分けの例

for-reading-752607_1280
スポンサードリンク

数量や数値の多い少ないを表す際によく使われる『以下』『未満』、どっちをつかえばいいのか混乱してしまうこともありますよね。

それぞれに明確な違いがあるため、これからする説明でしっかりと『以下』と『未満』の違いについて判断できるようになりましょう!

『以下』

office-1574717_1280
  • 意味:数学や法律の分野において、基準となる数値数量を含めて下の範囲のこと
  • 使い方:小学生以下は料金が発生しません(=小学生も無料で、そこから下の年齢の人たちも無料)

基本的に『以下』は、その数を含めて下を表すため、逆の意味には「~より上」や「~超」などが使われますが明確な対義語はありません。

数学や法律の分野においてという前置きは、それらの分野では正確性が必要になるために上述したような定義になるという意味で記載しました。というのも例外的に『以下』という単語の中には使われ方によって基準を含まない言い方もあるからです

たとえば「あいつは小学生以下なやり方をする」という場合、あいつ=小学生という基準にも満たない幼稚なやり方をするという意味になります。同じように含む反対の意味の『以上』も「想像以上に強かった」という場合、敵は想像という基準を超えた強さだったという意味になり、基準を含まない場合があります。

さらに数式で表す場合、AはB以下であれば『A≦B』となり=が入ります。

『未満』

childrens-books-1246675_1280
  • 意味:基準となる数量数値を含めず、それより下の範囲のこと。
  • 使い方:小学生未満は料金が発生しません(=小学生は料金が発生するが、そこから下の年齢の人たちは無料)

『未満』はその数を含まずに下を表すため、逆の意味には「以上」という対義語があります。この二つの単語は同じ事柄を逆の意味で表すためによく併記されていることがあります。

どちらに含まれてどちらに含まれないのかをしっかり把握して無用なトラブルにならないようにしましょう。

 

また『未満』は漢文では「未だ(いまだ)満たず」と読むことができるため、この側面から考えても満たない=達していない=その基準となる数を含めないことがわかります

同じように漢文で考えると「以(もっ)て下」となり、以ってというのは含めてという意味になります。「4月1日を以って配属になりました」=4月1日に配属になった=4月1日は含まれるということです。どちらか迷ったら漢字を分解してみるとわかりやすいですね。

さらに数式で表す場合、AはB未満であれば『A<B』となり=は含まれません。

『以下』と『未満』の使い分けの例

to-write-774648_1280

『以下』と『未満』の大きな違いは、基準となる数値を含むか含まないかということが分かったと思いますが、どのように使い分けをするのでしょうか。

例えば同じ事柄を言う場合で飲酒の例で表してみます。「19歳以下の飲酒は禁止されています」「20歳未満の飲酒は禁止されています」どちらも同じ意味で使うことができます。

さらに「小学生以下は無料です」「中学生未満は無料です」これも同じ意味になります。

 

ではどのように使い分けをしているのでしょうか。

結論から言うと、明確な使い分けの定義はありません。意味さえ合っていればどちらを使っても言うことができます。(数学など永遠に続く数字などがかかわってくる場合は例外で、その場合は明確に使い分けます)

 

一般的にはたいていの場合、肯定的な意味合いやメリットを伝える時は『以下』、否定や禁止などを表すときは『未満』を使っていることが多いです。

上述した二つの文章でも飲酒については禁止を表しているため『未満』、料金が無料であるメリットを伝えている方は『以下』がしっくりくると思いませんか?明確な違いはありませんが、このように覚えておくとすんなり理解できます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。『以下』と『未満』の明確な意味の違いやその例外、そして使い分けの方法について理解できましたか?

もう一度簡単にそれぞれの違いを並べてみましょう。

  • 『以下』:基準となる数量数値を含んで、それより下の範囲
  • 『未満』:基準となる数量数値を含まず、それより下の範囲

そして「中学生以下半額!」などのメリットを表す場合はパッと見てわかるように『以下』を使い、「160cm未満の人は乗ることができません」などの禁止事項を表す場合は『未満』を使うとしっくりきます。

日常生活において『以下』『未満』『以上』『を超えて』などはとてもよく使われます。受け取る側としても、発信する側としても誤解のない様にしっかりと把握しておきたい単語です。

子どもに教える場合や、仕事などにも支障をきたす可能性もあるので、参考にして理解しておきましょう。

スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です