『寂しい』と『淋しい』はどう使い分ける?意味の違いを解説

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“さみしい(さびしい)” という漢字には『寂しい』と『淋しい』がありますが、どう使い分けると良いのでしょうか?

今回はそのあたりのことについて調べてみました。『寂しい』と『淋しい』の意味の違いを確認するときの参考にどうぞ。

『寂しい』

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  • 意味 :【常用漢字】(客観的に)さびしい
  • 使い方:もの寂しい、口が寂しい

『寂しい』と『淋しい』は実はその意味に違いはなく、どちらも同じ意味で使用されます。(辞書で調べてみると、『寂しい』と『淋しい』はひとくくりにされています)

では「全く違いはないのか?」というとそうではなく、『寂しい』と『淋しい』の決定的な違いは、『寂しい』が常用漢字であるのに対し『淋しい』は表外漢字であることです。新聞やニュース・学校などでは『寂しい』が使われ、『淋しい』が使われることはありません。

しかし、『寂しい』も『淋しい』も昔から使われている言葉であり、漢字がもつ意味によって使い分けることもあります。『寂しい』は「静寂」や「閑寂」という言葉にもあるように、客観的なさびしさを表す場合に好んで使われる場合があるようです。

『淋しい』

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  • 意味 :【表外漢字】(主観的に)さびしい
  • 使い方:一人ぼっちで淋しい、あなたがいなくて淋しい

『寂しい』に対し、『淋しい』は「淋」の本来の意味である「液体がしたたる様子」から、涙が出るほどさびしい時(主観的)に好んで使われる場合があるようです。

ただ、『寂しい』と『淋しい』は同じ意味であり、涙が出るほどさびしい時に『寂しい』を使用しても何の問題はありません。むしろ、学校のテストなどでは『寂しい』は正解、『淋しい』は不正解になる可能性が高いです。(『寂しい』は常用漢字であるため)

『寂しい』と『淋しい』の読み方は「さびしい」「さみしい」とどちらで読んでも構いませんが、「さみしい」は「さびしい」の音が変化したものであるため、厳密に言うと「さびしい」が正しい読み方として推奨されています。

『まとめ』

以上今回は、『寂しい』と『淋しい』の意味の違いと使い分けについて解説しました。

  • 『寂しい』・・・【常用漢字】(客観的に)さびしい
  • 『淋しい』・・・【表外漢字】(主観的に)さびしい

これを機会に、両者の違いを理解し正しい日本語を使っていきましょう。

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