同じじゃない?『生誕』と『誕生』の意味の違いと使い分け

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人が生まれる事を表す言葉に「生誕」と「誕生」がありますが、一体どのような違いがあるのでしょうか。どちらを使えば良いか分からず迷ってしまう事もありますよね。

そこで今回は「生誕」と「誕生」の意味の違いや使い分け方を解説していきます。

『生誕(せいたん)』

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  • 意味:人が生まれた事、人が生まれること、誕生すること
  • 使い方:生誕200周年

「生誕」は、原則偉人のような現在すでに亡くなっている人が、生まれた時の事を指す時に使われる事が多いです。つまり生誕200周年の場合は、その人が生まれてから200年経過しているが、現在は亡くなっていることを表します。

最近では生きている人に対しても使用する場合もありますが「誕生」とは違い、「ご生誕おめでとうございます」のように、本人に対しては使いません。また、人以外の動物や物事には使われない事が一般的ですが、「チーム生誕50周年祭」等の物事に対して使われる例も稀にあります。

また誕生日のように日付では数えず、生まれてからの年数を言う時に使用します。犯罪を犯した人等の生まれに対しては使わないため、敬意を含んだ表現とも言えます。

『誕生(たんじょう)』

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  • 意味:生を受けること、この世に新しく生まれること、生まれて1回目の誕生日のこと、出生、生誕すること
  • 使い方:誕生日

「誕生」は、人や動物等が「この世に生を受ける事」を表します。新しく生まれることを表す言葉としては、生誕だけでなく他の類義語の中でも最も一般的に使用されている言葉と言えます。

また人や動物等の命に限らず、「新商品誕生」「カップル誕生」等のように建物や場所、組織や状態がこの世に新しく生まれる、世の中に新しくできるという意味でも幅広く使用されます。

また、「生誕」同じように亡くなっている人の生まれた事を表す言葉として使用する事も可能です。年数だけでなく、日付が続く事も多いです。

犯罪を犯していようが、偉人であろうがその人が生まれた事を表す言葉として広く使う事ができますので、言葉以上の意味はありません。

『生誕』と『誕生』の使い分けの例

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「生誕200周年」と「誕生200周年」

どちらも、うまれてから200年経過している事を指しますが「生誕200周年」は主に偉人等の偉い人の生まれた日から200年経過した事を表すのに対し、「誕生200周年」は偉人はもちろん、人や動物の生まれた日から200年経過した事、会社の設立や商品の誕生から200年経過した事などを幅広く表す言葉として使われます。

「生誕15周年」と「誕生15周年」

どちらも生まれてから15年経過している事を指します。200周年の場合と同じく「生誕15周年」は主に偉人に対してですが、「誕生15周年」は、人に限らず物事や状態の場合にも使われます。

さらに生まれたのが人である時、生誕の場合はその人が今現在は亡くなっている事が多いのに対し、誕生の場合は現在も生きている時も亡くなっている時も同程度の割合で使用されます。

まとめ

いかがでしたか?生まれる事を表す「生誕」と「誕生」の意味や使い方について解説しました。

「生誕」と「誕生」を辞書で引くと、生誕の意味の項には「誕生すること」、誕生の意味の項には「生誕すること」との記載があり、表す意味には大きな違いはありません。英語の場合は、どちらも同じ「birth」で表記されます、中国語でも「生」という字でどちらも表されます。

一般的な使い分け方としては

  • 「生誕」・・・偉人や亡くなっている人の生まれた事を表す。生きている人に使う事もあるが、動物に対しては使わない。基本的に人間に対して使う。
  • 「誕生」・・・人や物事、動物等命がこの世に新しく生まれる時を表す。亡くなっている人にも、生きている人に対しても使用出来る。最も一般的に使用され、命以外の物事や状態、物質、物体がこの世の中に新しくできる事も表す。

2つとも同じ現象を表す類似した言葉ですが、その使い方の違いはわかりましたでしょうか。これを機会に正しい言葉の使い方を覚え、日常生活に活かしてみて下さい。

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