どう違う?『目的』と『目標』の意味の違いと使い分けの具体例

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普段何気なく使っている「目的」と「目標」という言葉。もしかしたら、その使い方は間違っているかもしれないというときはありませんか?

そんな不安を抱えている人は、これから紹介する両者の言葉の違いと使い分け方を参考にすればもう迷うことはありません。

正しい日本語を使いたいという人は必見です!

『目的(もくてき)』

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  • 意味:得ようとしてねらう対象、行動を規定し方向づけるもの、目当て
  • 使い方:大学合格が目的だ、目的は世界征服だ

『目的』とは、最終的に達成するべき事象のことを指します。また、その事象は抽象的で、そこにたどり着くまでの具体的な方法や事象などはこの言葉の意味には含まれません。

例えば、上記の大学合格することが最終的に目指すものだとすると、大学合格が『目的』に値する言葉となりますが、それを達成するためにやる勉強には言えません。

また、この言葉が意味する事象は常に一つしかありません。先ほどの大学合格も、合格してから博士になるという事象を目指していると規定している場合はその博士になるということが言葉の意味することとなります。

このように、この言葉が規定する事象は最終的に何を達成するのかによって変動し、重複することはありません。

『目的』を意味する使われ方は、「受験に合格する」、「有名企業に就職する」、「スポーツ選手になる」・・などです。直接使っているわけではありませんが、すべてこの言葉の意味に値します。

『目標(もくひょう)』

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  • 意味:方法、行き着きたい物事にたどり着くまでの目印、水準
  • 使い方:目標は、1日5時間勉強する。来月までに2キロ痩せるのが目標だ。

『目標』は、目的とは違い最終的に叶えたいことではなくそれまでに成すべき課題や方法、目印のことを指します。目的は抽象的でしたが、反対にこの言葉は具体的に数値化できる事象が当てはまります。

例えば、大学合格が目的であるとしたら、それまでに達成すべき1日の勉強量などはこの言葉が当てはまります。目的が意味する事象が一つであるのに対し、目標が意味するものは複数あるのも特徴です。

上記のように大学合格が目的の場合、目的は大学合格一つですが、それまでに1日5時間勉強することであったり、毎日過去問を解くというようにこの言葉に当てはまる事象は一つとは限りません。

『目標』を意味する使われ方は、「最低1日1回はジョギングをする」、「睡眠時間は最低6時間はとる」、「1日3科目ずつ勉強する」・・などです。

『目的』と『目標』の使い分けの具体例

youth-570881_1280『目的』と『目標』の違いは何となく理解できたと思います。そこで、次はその具体的な使い分け方について例文を交えて確認していきましょう。実際に両者の言葉を用いなくても、その違いはハッキリしています。

テーマ「健康」

  • 目的・・健康になることが目的だ
  • 目標・・健康になるために1日5分運動をする

健康になることが最終的な到達地点である場合、健康になることは目的、そのために1日5分は運動する時間を作ることは目標になります。健康になるという抽象的な事象は目的、1日5分運動するという数値化できる事象は目標という風に使い分けます。

テーマ「就職」

  • 目的・・有名企業に就職する
  • 目標・・有名企業に就職するために1次試験に合格する

これは、企業に就職することが達成するべき事象であった場合です。その場合は、就職することがゴールとなるので、それまでに達成するべき事象はすべて目標に組み込まれます。

これが、企業に就職して最終的に独立することがゴールである場合は、企業への就職は一つのステップになるので目標ということになります。

まとめ

以上が、『目的』と『目標』の言葉が意味するところの違いになります。上記の解説がイマイチ分かりにくいという人は、以下のまとめを参考にしてみてください。

  • 『目的』・・・最終的に目指す地点、ゴール、叶えたい夢
  • 『目標』・・・目的のために達成するべき事象、それを叶えるための方法、具体的な道筋

つまり、目標は目的ありきで成り立つ言葉だということです。あるいは、目的を持ったら必ず目標に当てはまる事象が出てくると言っても良いでしょう。

目的は常に一つで不変ですが、目標はそれまでに成し遂げる方法なので、途中で変更されたり複数当てはまったりするのが大きな違いです。

もちろん、目的とするものが途中で変わることもありますが、それでも意味するものは一つしかありません。対して、目標は目的が変わればそれに伴ってその内容も指す事柄の数も大きく変わってくるのです。

これらの言葉は、実際に日常会話で使ってみることでその違いがより理解しやすくなります。この機会に、正しい日本語で周りから一目置かれる存在になりましょう。

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