もう間違えない!『異常』と『異状』の意味の違い・使い分け

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日本語には、同じ読み方で意味も似ている言葉が多くありますが、『異常』と『異状』もその中の一つです。

今回は、『異常』と『異状』の意味の違いと使い分けについて解説していきます。

『異常』

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  • 意味 :形容詞・名詞》正常でないこと。普通とは違う特別な様子。
  • 使い方:異常気象、物価が異常に高い、精神に異常をきたす

『異常』と『異状』は読み方は同じですし、意味も非常に似ています。事実、どちらを使えば良いのかビミョーな時も…どちらを使えば良いか迷ったときは、漢字に注目すると理解しやすいです。

『異常』は「常」という漢字が使用されている通り、“常とは異なること” を意味します。反対語は『正常』です。また、『異常』は「今年の夏は異常に暑い」「異常な行動」などと《形容詞》的に使用することもできます。

『異状』は形容詞では使えないため、「イジョウな…」と形容詞(形容動詞)で使う場合は全て『異常』と表記します。『異常』には、その他以下のようなものがあります。

  • 肉体の異常・・・奇形、病気、怪我など
  • 精神の異常・・・精神病、パーソナリティ障害など
  • 製品の異常・・・初期不良、故障、バグなど

『異状』

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  • 意味 :名詞のみ》普通とは違う “状態”。
  • 使い方:異状死体、西部戦線異状なし、館内(の警備)異状なし!

『異状』は「状」という漢字が使用されている通り、“普段とは違う状態” を意味します。つまり、『異状』とは「異常な状態」のことで、『異常』なものの中で “状態” に限定して使用されます。

また、『異状』は “異常な状態” という名詞なので、「異状な」「異状に」という風に形容詞で使用することはできません。

『異常』と『異状』で使い分けがややこしいのは、「異常あり(異状あり)」や「異常なし(異状なし)」などのように名詞で使う場合です。

例えば、徹夜明けなどに目にクマができるのは普段とは異なる状態なので「異状あり」ですが、医師の目から見るとクマ(色素沈着)は正常でないため「異常あり」となります。

館内の警備などで、いつもと変わりない様子であれば「異状なし」ですが、館内で不審者が暴れていた場合は「異状あり」「異常事態発生」となります。

最後に…

『異常』と『異状』は非常に意味の似ている言葉ですが、意味の違いや使い分けはうまく理解できましたか?『異状』は使う場面がかなり限定されているので、普段は『異常』を使用すると良いでしょう。

ところで、以下の画像は『異常』でしょうか?それとも『異状』でしょうか?

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個人的には、『異様な画像』と表現するのが適切なのではないかな?と思います。日本語は本当に難しい言語ですね。

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