意外と知らない!『右翼』と『左翼』の意味の違いと使い分け例

政治について話をしているときにある人や政党が『右翼』や『左翼』という表現をされることがあります。「右」と「左」という大局的な方向性を示していますが、この二つの分類にどのような意味の違いがあるのでしょうか。

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『右翼』

  • 意味 :よりよい社会を目指すために社会制度を維持することを支持する層。
  • 使い方:社長のの考え方は右翼よりだからあまり革新が期待できません。

『右翼』は「よりよい社会を目指す方法として社会制度の維持を支持する人たち」を示す言葉です。保守的な人を示すと言うこともできるでしょう。日本の国内政治の考え方にすると、自衛隊や日米安全保障条約、天皇制といった既存の制度を維持していく考え方を積極的に支持する人が該当します。

基本的には既存の枠組みを大切にして、その枠組みの中でより良い状態を生み出すための方策を考えていくことが目指すのが特徴です。既存の枠組みを乱すことによって社会不安が生じるという考えが根底にあり、急激な変化を起こさないように慎重に物事を進めていく傾向が強いとも言えるでしょう。

うまく現状を維持してより良い状況を作り上げていく人という肯定的な意味でも用いられるものの、保守的になって新しいことを取り入れるのを拒む人という否定的な意味でも用いられる点には注意が必要です。

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『左翼』

  • 意味 :よりよい社会を目指すために社会変革を起こすことを支持する層。
  • 使い方:左翼の管理職が多いと大きな成功が期待できるけれど失敗のリスクもあります。

『左翼』は「よりよい社会を目指す方法として社会変革を起こすことを支持する人たち」を指す言葉です。革新によって社会を変えることを目指す層と言うこともできるでしょう。日本国内の政治では自衛隊や天皇制の廃止、あるいは日米安全保障条約の破棄を進めるといった形で、既存の枠組みを撤廃していく考え方を持っていると言えます。

基本的には現状を維持したり、その状況を強化していったりするだけでは社会がより良い方向に進むことはないという考えが基本です。そのために変革を起こさなければならないという考え方が生まれてきます。政治の用語として用いられますが、それ以外の文脈でも活用され、既存の枠組みを破って新しいことを起こす人のことも指せる言葉です。

ただし、その革新のあり方が急進的なのも特徴となっていて、過激派という意味合いで用いられてしまう場合もあります。

『右翼』と『左翼』の使い分け例

『右翼』と『左翼』はよりよい社会を目指すという意味では同じですが、その考え方の方向性が真逆になっています。「この会社の上層部は右翼が多い」は、会社の経営方針として『右翼』的なものが選ばれていく傾向があるとわかる表現です。上層部の考え方として現状の枠組みを維持して、抜本的な改革は行わないという意味合いがあります。既存の製品の改良を行ったり、同じ市場で宣伝広告を繰り返したりして企業経営を行っていく様子が伺えるでしょう。

一方、「この会社の上層部は左翼が多い」という場合には大きな変革をもたらすことで企業を成長させようという意識が上層部で強いことを意味します。新しい人材の抜擢を行ったり、企業の買収や合併に手を出したり、新しい市場を開拓したりして企業として新しい方向性を見出すことに注力している上層部だということが示唆される表現です。

どちらもそれによって企業をよりよい形で経営できるようにしようとしている点では同じですが、保守的に行われるか革新的に行われるかに違いがあります。

まとめ

政治でよく用いられる『右翼』と『左翼』は社会をより良いものにするという基本的な考え方は同じですが、その方法に違いがあります。『右翼』は保守的に現状の枠組みを重視して安定を目指すのに対して、『左翼』は既存の枠組みを廃して変革を起こすことで目標を達成することを目指すのです。

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