2023年シーズンより読売巨人軍の打撃コーチに就任した大久保博元コーチ。一体どんな人なのでしょうか？
世間ではお騒がせ者のイメージもある大久保コーチですが、巨人愛を公言する彼が遂に念願のジャイアンツのユニフォームにコーチとして再び袖を通すことなりました。そのお手並みを、在bet365投注でも嗜みながら拝見しましょう！
実は元野球選手って知られていない？
テレビで「デーブ」と呼ばれていた大久保コーチを知る世代は多いかもしれませんが、実は元野球選手であると知っていましたか？
現役時代は西武ライオンズに高卒ドラフト1位の鳴物入りで入団した大久保コーチでしたが、アメリカの教育リーグへの参加を命じられたり、後輩に平成の名スラッガー・清原和博選手がいたりと、チャンスが訪れない日々が続きました。
そんな中、大好きなジャイアンツへのトレードが決まります！
憧れの原辰徳選手（現・監督）と同じチームで、長嶋茂雄終身名誉監督には『ぶーちゃん』のあだ名で親しまれ、野生味のあるバッティングを武器に大事な場面で大活躍！1994年シーズン後半の阪神タイガースとの対決では代打として出場し、サヨナラホームランを打って涙した姿は今でも巨人ファンの心に刻まれています。その年のライオンズとの日本シリーズでは同点ホームランを打ってチームを敗退の危機から救いました。
順風満帆と思われていましたが、レギュラーから外されたり、当時のバッテリーコーチとの確執が原因で、惜しまれながら28歳の若さで引退を決意しています。
コーチとしての実績は？
そんなデーブ大久保コーチ、現役引退後しばらくはタレントや解説者として活躍していましたが、古巣・西武ライオンズの打撃コーチとして復帰します。
『おかわり君』の愛称で親しまれる中村剛也選手も、大久保コーチの下で日本有数のスラッガーへと成長を遂げました。更にチームもジャイアンツとの日本シリーズを制覇しています。
しかし、自身の度重なる不祥事によりライオンズの編成部へ異動となり、最終的には解任。
その後、故・星野仙一が率いる東北楽天ゴールデンイーグルスに打撃コーチとして入団。翌シーズンは健康上の理由で退任した星野氏から継ぐ形で一軍監督に就任するもシーズン半ばで再び解任となってしまいます。
これを機にプロ野球界に失望し、距離を置くようになってしまいました。それでも昭和人情溢れる往年のプロ野球界の裏話を語るYouTubeチャンネルを配信したりと、彼の野球愛は本物だと視聴者や関係者たちに知れ渡った為、今回の現場復帰に繋がったのではないでしょうか。
まとめ
お騒がせな性格が災いして、プロ野球界の酸いも甘いも経験した大久保コーチ。
そんな性格とは裏腹に、選手たちとのコミュニケーションを大事にしながら各選手の特徴に合わせた育て方をする理論派とも知られ、コーチとしての手腕は折り紙つきです。
原監督から「満を持しての登板」との期待を受け、今年はBクラスに沈んだ巨人軍の盟主復活への鍵を握るコーチとして、その活躍に期待大です！
