今、10代の若者を中心に絶大な人気を誇るグループyoutuberですが、炎上をきっかけに名前を初めて聞いたという方もいらっしゃると思います。なぜ彼らはここまでトレンドを賑わすのか？それを解説いたします。

コムドットとは…2019年からyoutubeにて活動開始し、現在登録者240万人の今を時めく超新星グループyoutuberです。メンバーは平均年齢22歳と若く、tiktokからファンを引き連れyoutubeへと活動を広げました。

コムドットのユニークな点とは？

１，再生回数が安定して高い

上げる動画上げる動画すべてが200万再生を超えます。これはヒカキン、はじめしゃちょーをはじめとするトップオブトップのyoutuberでも難しいことです。youtube界の重鎮達でも、やはり50万再生を切る動画はしばしばあります。それに対しコムドットは平均してすべてが高いのは異質と言えるでしょう。

２，動画時間がかなり長い

先ほど説明させていただいた再生回数だけでなく、動画時間が長いのはさらに異例です。はじめしゃちょーは8分前後から20分弱が多く、ヒカキンも最近は長くなりましたが大体15分を基準にしています。その中でコムドットは35分越えは当たり前と、今までの常識を変えてしまうほどの長尺です。もちろん収益も動画時間×再生回数ですから、ほかのトップクラスと比べてもかなりの差をつけてダントツの人気と言えます。

3、ちゃんと若者である

有名なyoutuberはみなアラサーです。ヒカキン、はじめしゃちょー、ラファエル、シバター、ヒカル、朝倉未来、東海オンエア…世間的には若者かもしれませんが、インスタやtiktokを嗜む10代にとってはやはりおじさんと言わざるを得ません。そんな古参人気youtuberに対するカウンターとして、人気が爆発したと推測できるでしょう。

これほどまでに人気な彼らは、どんな特別な動画を投稿しているのか？

実は動画のジャンルや、扱っているテーマに特別なものはありません。ドッキリ、大食い、罰ゲーム有りグループ内対決、旅動画…内容はその辺にいるグループyoutuberと大きな差は全くありません。

ではなぜ、ここまで大物になっているのか？

メンバーがイケメンだからでしょ？大物とコラボや、金を使ってバズらせたからでしょ？と想像できますよね。しかし、人気になった理由は意外にも地道な努力にあったのです。

彼らも先人と同じく、地道な努力を積み重ねてここまで来た

彼らの初期の動画をみると、再生回数は2万とか5万程度です。チャンネル登録200人を祝う動画さえ投稿しています。今となっては平均300万再生ですが、彼らにも下積み時代はあったわけです。

彼らの初投稿の2018年はどんな年だったでしょうか？youtubeドリームを笑う人はもはや誰もおらず、皆の憧れの職業ではありましたが、今更参入しても遅いよね…という雲の上の存在になりつつありました。そこでカジサックをはじめとした芸能人の参入が本格化し、新規参入のハードルが爆発的に高まった年でもあります。

そんななかで、動画を毎日投稿し続けることが出来た人間、今見てもジャンルがブレない自分たちを見せ続けられる人間が何人いるでしょうか？

その誰も口にはするけど誰もやらない事を続けた若者代表が彼らコムドットなのです。誰にもできない努力の継続というエンゲージメントと交換で、コロナ下で青春を制限された10代の居場所を提供したのが彼らだったのです。

まとめ

コムドットはようやく現れた若者代表のyoutuberであり、彼らがちょっぴりアウトローなのは、今の10代の世間に対する不満のあらわれなのかもしれません。