トム・ハンクスの名演が光る!出演映画作品 3選

トム・ハンクスの名演が光る!出演映画作品 3選 エンタメ

ロックで世界を変えたスーパースター、エルヴィス・プレスリーの生涯を描いた映画『エルヴィス』が日本でも公開されました。この映画でトム・ハンクスは、オースティン・バトラー演じるエルヴィスの悪名高い敏腕なマネージャー「トム・パーカー大佐」を演じています。今まで悪役のイメージがなかったトム・ハンクス、今回の役は自身でも挑戦だったようですね。

今回は、二度のアカデミー賞受賞経験がある大ベテラン俳優トム・ハンクスが出演した映画の中から、おすすめの3作品を紹介します。

フォレスト・ガンプ/一期一会

  • タイトル:フォレスト・ガンプ/一期一会
  • 原題:Forrest Gump
  • 公開年:1994年7月(日本公開:1995年3月)
  • 上映時間:142分
  • 監督:ロバート・ゼメキス

監督のロバート・ゼメキスは、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を世に送り出した名監督で、トム・ハンクスとはフォレスト・ガンプ以外でも「キャスト・アウェイ」や実写映画「ピノキオ」でもタッグを組んでいます。

この作品でトム・ハンクスは前年の「フィラデルフィア」に続き、2年連続アカデミー賞主演男優賞を受賞しています。主人公の純真さと、周りの人の優しさにより成し遂げられていく数々の成功が、前向きな気持ちになれる映画です。

あらすじ

知能指数が人より劣っているが、純真な心を持ち、母親への愛とある一人の女性への一途な思いを持ち続けている主人公のフォレスト・ガンプ。ガンプは、幼少の頃は脚に装具を着けなければ歩行もままならない少年だった。ある時いじめっ子から無我夢中で逃げているうちに走れるようになり、その後は自転車でも追いつけないほどの俊足の持ち主になった。その恵まれた身体を生かし、数々の成功を収め、同時に周囲に幸福をもたらして行く主人公の半生をアメリカの1950年〜1980年代の歴史を交えながら描いている。

グリーンマイル

  • タイトル:グリーンマイル
  • 原題:The Green Mile
  • 公開:1999年12月(日本公開:2000年3月)
  • 上映時間:188分
  • 監督:フランク・ダラボン

原作はアメリカの小説家スティーブン・キングの小説「グリーンマイル」です。グリーンマイルとは、死刑囚が最後に歩む処刑台までの古ぼけた緑色の廊下のことを指すそうです。暗い刑務所で起こるファンタジーな奇跡と、心優しいコーフィとコーフィを想うポールの優しさに心が洗われる作品で、世界を代表する映画監督、スティーヴン・スピルバーグも感動し号泣したそうです。

あらすじ

舞台は1932年、アメリカの刑務所。死刑囚監房で看守を務めるポールのもとに、身長2メートルを越す大男ジョン・コーフィが双子の少女を殺害した罪で送られてきた。しかしその男は風貌や罪状に似合わないほど弱く、繊細で純粋な心の持ち主であった。そして彼には不思議な力が・・・。数々の奇跡を起こしていくコーフィに次第に惹かれていくポール、コーフィが罪を犯すような人ではないと思い、罪について調べていくとそこに驚くべき事実が隠されていた。

めぐり逢えたら

  • タイトル:めぐり逢えたら
  • 原題:Sleepless in Seattle
  • 公開:1993年6月(日本公開:1993年12月)
  • 上映時間:105分
  • 監督:ノーラ・エフロン

この映画は、1957年の映画「めぐり逢い」にヒントを得て、女性監督のノーラ・エフロンがメガフォンを取った大人のラブストーリーです。8歳の息子のジョナの父親を想う優しい気持ちと行動力に感動しますし、当時ゴールデンコンビと言われたトム・ハンクスとメグ・ライアンの共演作品なので間違いないです。

1988年に公開された映画「ユー・ガッタ・メール」も監督がノーラ・エフロン、主演がトム・ハンクスとメグ・ライアンという同じ顔合わせで制作されており、ゴールデントリオのラブストーリー映画で話題となった作品です。

あらすじ

シアトルに住むサムは妻を癌で亡くし孤独な日々を過ごしていた。そんな父親を励ましたく、息子のジョナがラジオ番組に「パパに新しい奥さんを」と電話をする。偶然ラジオを聴いていたボルチモアに住む新聞記者のアニーは、サムの亡き妻への思いに心動かされ、サムへ「2月14日にエンパイアステートビルで会いたい」とラブレターを送る。

まとめ

この記事では、「トム・ハンクスの名演が光る!出演映画作品3選」と題し、筆者が選んだ3作品をご紹介しました。公開中の映画『エルヴィス』では、新たな一面のトム・ハンクスに出会えますが、過去の出演作品をチェックして、ぜひ若かりし頃のトム・ハンクスにも会ってみてくださいね!