雑誌やテレビなどに出演しているモデルや読者モデルの人たち。
みんな綺麗で憧れますが、そもそもモデルと読者モデルはどんな違いがあるのでしょうか。いつも何となく見ているだけでは気づいていなかった明確な違いがあるので、これから説明していきます。
モデルと読者モデルの違いを理解して、使い分けていきましょう!
『モデル』
- 意味:事務所に所属し、職業としてモデルを行っている人たちのこと。雑誌などでは専属モデルなど。
モデルとは、CMや雑誌などで新作や流行の衣装や服飾品を身に着けて被写体となったり、ファッションショーなどに出演することを職業としている人たちのことです。
コレクションショーなどに出演するモデルは通常175cm以上の高身長が求められ、雑誌などでも170cm前後の身長がある人が多く、スタイルの良さやバランスとともに、衣装や服飾品を魅力的に身に着けてくれることが最低限求められています。
ウォーキングや姿勢、写真の撮られ方など様々なことをトレーニングし、さらに体形や肌の美しさなどを維持するために努力を欠かさない必要があります。
モデルは長く続けることが難しいとされ、人気のある人たちは女優やタレントなどになって活躍していく流れもできてきています。
『読者モデル』
- 意味:ファッションモデルのうち、職業は女子大生やOLなどのように一般読者として誌面に登場するモデルのこと。略称「読モ」
読者モデルは、あくまでも職業としてのモデルではなく、他に本業がありモデル活動をアルバイトとして行っている人たちのことを言います。
アルバイトのため、給料は撮影をした本数による歩合であることが多いです。モデル活動で稼ぐという考えではなく、副業としてのお小遣い稼ぎや人脈・自分の顔を売るなどの目的であれば臨時収入として少なくない金額をもらえます。
また、読者モデルの中にはSNSや雑誌などで人気が高まり、特集が組まれたりテレビに出演する人が出てくるなどと、本家のモデルに負けない働きをする人たちもいます。
元々の仕事を辞めて芸能人になったり、新たなお店をプロデュースするなど、色々な活躍の登竜門になっている側面もあります。
結局、『モデル』と『読者モデル』はどちらが上?
モデルと読者モデルは目指す目標が異なるために端的にどちらが上かを言うことは難しいため、2つの側面から考えてみたいと思います。
【身近さ】
モデルでは上述したように身長や体形、スキルなど様々な条件があるため簡単になることは難しいです。
しかし読者モデルは、身長などの制約もなく、一般読者に近い目線であることが売りともされているため、モデルに比べると身近に感じられると思います。
一般読者からしても、同じ服を着ているとしてもモデルでは自分と違いすぎて憧れはあっても参考にならないこともありますが、読者モデルはリアルクローズとして参考にできます。
このように身近さという面では読者モデルの方が上と考えられます。
【意識の高さ】
モデルはやはり職業として様々な制約を課して続けている人たちのため、意識の高さは比較になりません。
読者モデルはあくまでも素人であり、モデルとして真剣に考えていない人も中にはいます。体形的にも選ばれた人たちしかそもそもなる資格がない上、続けるための努力を怠らないという意識の高さはモデルが上であると考えられます。
まとめ
いかがでしたか。モデルと読者モデルはそれぞれにいいところや適性などがあることが分かったと思います。最後にもう一度簡単にまとめるとこのようになります。
- モデル:職業として衣装や服飾品を身に着けて被写体となって活動している人たち。身長や体形などの制約もある場合が多い。
- 読者モデル:雑誌などで登場していても、職業としては学生やOLなど本職があり、あくまでアルバイトとして活動している人たち。
一番大きな違いは本職かどうかというところで線が引かれています。そこから派生してモデル活動への姿勢や仕事の内容などに大きな違いがあります。
もしモデルや読者モデルになりたい!と考えている人は、身長や体形などの条件的な部分や、自分の目指すライフスタイルや考え方などを見つめ直し、どちらになりたいのか考えてみるといいですね。ぜひ参考にしてみてください。