青汁王子の『時を稼ぐ男』が品切れ続出!?彼から学ぶ成功の秘訣とは

青汁王子の「時を稼ぐ男」が品切れ続出!?彼から学ぶ成功の秘訣とは エンタメ

Youtuber、経営、投資、書籍・・・あらゆるジャンルでぶっちぎりの結果を出し続ける、青汁王子こと三崎優太。2019年に脱税で話題になり、全国民から叩かれたのは今となっては遠い昔のことに思えます。

そして2021年、その悪い印象が完全に拭い去られ、まさに満を辞して自身の総集編とも言える『時を稼ぐ男』が発売され、即品切れしたツイートが話題となりました。なぜドン底にいた彼がここまで復活できたのか、書籍の内容と共に解説したいと思います。

『時を稼ぐ男』とは?どんな本なのか

この本は、メンタリストDaigo氏の本のような人生を変えるための自己啓発本ではなく、かといってゴリゴリのビジネス書ではなく、どちらかというと彼のこれまでを総まとめした自伝の様な内容です。脱税とはなんだったのか、彼のルーツ、そして現在までを肩の力を入れずに知ることが出来ます。

参考記事青汁王子こと三崎優太が自殺未遂!原因や遺書の内容は?

脱税で世に出る前、やはり彼もまた時代を先取りする「IT起業家」

青汁王子をテレビでしか知らない人は、フルーツ青汁がたまたま当たって大金持ちになった、という情報しかないと思いますが、ITで有名なホリエモン、孫正義、果てはYouTuberであるリベ大の両学長と同じように、彼もまた10代からパソコンに触れ、インターネットを駆使して多くの利益を出した若き天才の1人でなのです。

あのド派手なルックスと行動からは想像がつきにくいかもしれないですが、彼も最初は地道にパソコンをぽちぽちして、かつ大人もチャレンジしないネット黎明期に、ネットビジネスで月400万の年収があったと本に記されています。

誰もが知る脱税事件へ

2019年2月、1億8000万円の法人税の支払いを怠ったという脱税容疑で逮捕され、彼は有罪となってしまいました。誰もが「これで青汁王子は終わった」と思いましたが、青汁王子は常人には到底真似出来ない手を使ってこのピンチをチャンスに変えるのです。

自らを笑い者に「堕とす」大胆さと勇気

彼が悪者のレッテルを剥がすためにした大胆な行動とは、SNSで自分がホストをやったり焼き鳥屋でバイトをしたりという「フィクション」を見せることで、自分をドン底でもがく「情けない元大金持ち」というコンテンツにしたのです。

これにより多くの人達にフォローされ、そしてフォロワーはそのまま彼の発信力となり、現在の100万人以上のTwitterフォロワーを有した1級のインフルエンサーになったのです。

まだまだ勢い止まらぬ!青汁王子の影響力

彼は自分のレッテルを書き換えた後の現在も、特にYouTuberとして第一線を走り続けています。

最近では、ヒカルや与沢翼、朝倉未来等の若くて優秀な経営者・インフルエンサーとコラボし、今ではチャンネル登録者50万人を超えた、一番脂の乗っているYouTuberのひとりになりました。こういった過去や現在の流れ以外にも、非常に細かい描写が『時を稼ぐ男』ではされているので、ぜひ手に取って読んでみることをおすすめいたします。

改めてわかった、青汁王子の成功の秘訣

青汁王子の成功の一番の秘訣は、「手をつけるのが誰よりも早い」ということ。

みなさんにはこういう経験はありませんか?「ユーチューバー?そんなのやるなんてバカバカしい」と思っていたら、誰もが憧れる職業になって後悔したこと。ユーチューブに限らず、Vtuberや仮想通貨、アフィリエイトやインスタグラマーなど、馬鹿にしているうちにもう手の届かないところまでいってしまった…そういった人は少なくないと思います。

青汁王子のその行動するスピードは凄まじく、高校生のころからアフィリエイトをやり、成人してからはまだシステムに穴がある投資にいち早く目をつけ多くの利益を出し、そしてYouTubeでも多くの結果を出し続け、今では「切り抜きさん」と呼ばれる一般人が勝手に動画編集して拡散してくれるシステムにより、ライブ配信だけで多くの動画を世にばら撒くことに成功しています。

それはユーチューブに限らず、TikTokやInstagramにも及び、少ない労力で最大限の影響力を今日も広範囲に与え続けています。

ピンチをチャンスに変える「修正力」

彼は手をつける速さだけではなく、軌道修正や撤退をする「修正力」にも長けています。先ほども触れましたが、やはり自らを笑いものにするピエロを、四面楚歌の中で演じるという勇気と行動力は尋常ではありません。朝倉未来やDJ社長、ヒカルとの対談でも互いにその「修正力」、あるいは「撤退の早さ」について讃えあっています。転職さえもなかなか出来ない日本人の多くは、この「修正力」が備わっていない・・・。そんなところがやはり彼らとの大きな差を生んでしまっていると言えます。

まとめ

『時を稼ぐ男』は、まさしく青汁王子の「第一章」を総括するに相応しい書籍でした。そして、その本が品薄によりメルカリで転売されているツイートが何百リツイートもされていることから、彼の影響力がよくわかります。

青汁王子が今ここまで成功しているのはやはり行動の早さ、そして修正力だと思います。その二つを有した青汁王子が魅せるこれからの「第二章」に期待せざるを得ません。