女性必見!『スパッツ』『レギンス』『タイツ』 の違いとは

意味の違い

伸縮性の高いボトムスとして女性に利用されるものに『スパッツ』『レギンス』『タイツ』がありますが、これらに厳密な違いはあるのでしょうか。ほとんど同じように使えるものもありますが、細かな点にこだわって使い分けがされている場合もあります。

『スパッツ』

  • 意味 :腰から膝辺りまでを覆うことができる伸縮性の高いボトムス。
  • 使い方:お気に入りの店でスパッツを購入した。

『スパッツ』は「腰から膝辺りまでを覆う伸縮性の生地を使ったボトムス」です。

ナイロンやストレッチサテンなどの生地が用いられるのが一般的で、比較的薄い生地で作られているのが特徴となります。ピッタリと身体にフィットすることによって美しいボディラインを強調しやすいため、自分の美しいボディラインをはっきりと見せるのに適したボトムスです。

『タイツ』のように腰から足を覆うものですが、だいたい膝辺りまでを覆うものとしてファッション業界では『タイツ』や『レギンス』と区別されています。さらに短くて膝上や太ももの途中までしかないものも珍しくありません。もともとは下着から発展してきたものという背景があって、いわゆるパンティストッキングと同じ素材でできているのが実情ですが、その影響を受けてミニスカートなどと組み合わせて履くファッションが広まっており、そのための『スパッツ』もよく見られます。

『レギンス』

  • 意味 :腰から膝下辺りまでを覆う伸縮性の高いボトムス。
  • 使い方:最近流行りのレギンスを着てみることにした。

『レギンス』は「腰から膝下や足首辺りまでを覆う伸縮性の生地を使ったボトムス」です。『スパッツ』とは基本的には同じもので、『タイツ』の足首より下の部分がないものを指しています。

しかし、ファッション業界では『スパッツ』との区別をしていることがよくあり、丈の長さで分類を行っているのが一般的です。ファッションにおいては膝下から足首に至るまでの丈があるものについては『レギンス』と呼びます。使用用途としてもアウターウェアのボトムスとなるのが通常です。

『スパッツ』の場合にはアウターウェアとして用いられることもありますが、むしろミニスカートなどを合わせて使用するインナーウェアとしての用途が多くなってきています。ただし、慣用的に用いられているだけであってファッション業界でも厳密に区別されているわけではありません。基本的には同一のものという理解をしておいて問題はないでしょう。

『タイツ』

  • 意味 :腰から足先までを覆う伸縮性の高いボトムス。
  • 使い方:エアロビクスを習い始めてからタイツを履くようになった。

『タイツ』は「腰から足先までをしっかりと覆う伸縮性の生地を使ったボトムス」です。必ず腰からつま先までを全てカバーしているのが特徴となっています。

インナーウェアとして利用される場合にはパンティストッキングとなるため、基本的にはアウターウェアとして使用するものです。ただし、インナーウェアとして使用することで保湿に用いたり、ファッションとして利用したりすることも多くなっています。新体操やエアロビクス、バレエなどの際に着るものとしてよく知られていますが、普段着としても使用することができるものです。

そのため、ファッション性の高いデザインのものも流通するようになっています。また、腰までとせずに上半身や全身を覆うタイプのものもあるのが特徴です。足先までしっかりと覆えるボトムスという点で『スパッツ』や『レギンス』とは区別することが簡単ですが、『タイツ』のデザインは幅が広がってきています。

まとめ

女性が履く伸縮性の高いボトムスとして、足先までしっかりと覆うことができるのが『タイツ』です。『スパッツ』と『レギンス』は腰から膝辺りまでを覆うボトムスとして同じものでしたが、ファッション業界では『スパッツ』は膝上までで『レギンス』は膝下から足首までという形で区別されています。