女優・川島なお美さんの体を蝕んだ「肝内胆管癌」とは一体どのような病気なのでしょうか?原因と共に調べてみました。
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肝内胆管癌とは?
肝内胆管癌とは、簡単に言うと肝臓内にできた「がん」、すなわち肝臓ガンの一種です。肝臓で作られた胆汁を十二指腸に送る働きをする器官である「胆管」のうち、肝臓側にできたがんのことを指します。
この病気のやっかいなところは、初期症状がほとんどなく、体が蝕まれていることにほとんど気づけない(早期発見が難しい)ということです。肝内胆管癌は症状が進行している状態で発見されることが多いため、見つかった時にはすでに手遅れ…ということも珍しくないようです。
例え手術できたとしても、術後5年の生存率は約30%と低く再発率も高いため、長期の闘病生活となる場合が多いです。
抗がん剤や放射線治療による治療は効果が薄いため、川島なお美さんのように食事療法や運動による免疫療法を選択する人も少なくないようです。
肝内胆管癌の原因は?
自覚症状なく体を蝕む病気である「肝内胆管癌」の原因は、主に以下の7つが考えられます。
・胆石
・胆嚢炎
・胆管炎
・硬化性胆管炎
・先天性胆道拡張症
・肝炎ウイルス
・脂肪分の摂りすぎ(肥満)
肝内胆管癌は肝臓ガンの一種ということで、肝臓内の炎症が肝内胆管癌に大きな影響を与えるようです。川島なお美さんはワイン好きとしても有名ですから、アルコールの多飲による慢性的な肝臓の炎症が、今回の肝内胆管癌を引き起こしたのかもしれません。
また、川島なお美さんなどのように人前に出るお仕事をしている人の場合、プロポーション維持のため、過度なダイエットに迫られることもあります。
この【アルコールの多飲+過度なダイエット】は、栄養不足の体にアルコールを流し続ける結果となり、肝臓に相当の負担をかけることになります。
肝臓に中性脂肪がたまり脂肪肝になれば、それが原因で胆管癌に進行していくことも考えられます。
まとめ
【肝内胆管癌とは?】
・肝臓ガンの一種で、胆管にできたガンのこと。
【肝内胆管癌の原因】
・肝臓内の炎症や脂肪分の摂りすぎが主な原因
肝内胆管癌は自覚症状がほとんどない恐ろしい病気ですから、日々の予防がとても大切になってきます。「お酒を飲み過ぎない」「高コレステロール食品を摂りすぎない」といったことを心がけて、しっかりと病気の予防をしていきましょう。