日本では毎年5月の第2日曜日に
「母の日」を祝いますが、
そもそもなぜ母の日は生まれたのでしょう?
またどうしてカーネーションを
贈ることになったのでしょうか?
気になったので今回は
「母の日」について調べてみました!
- 母の日の始まり
- 赤色のカーネーションを贈る理由
- 母の日の現在
母の日の歴史を学ぶ時のにどうぞ。
母の日の始まり
母の日は今からおよそ100数年前、
1908年にアメリカで生まれました。
アメリカ人の少女
『アンナ・ジャービス』が
亡くなった母を追悼するため、
カーネーションを祭壇に飾り
参列者にも配ったことが始まりとされています。
そしてそして・・・
この時アンナが配ったカーネーションは
赤ではなく白だったそうです。
白いカーネーションは
亡くなった母が大好きな花だったのです。
この出来事をきっかけに
5年後の1914年5月の第2日曜日、
「母の日」が正式に制定されました。
制定当時は、
母親が健在→赤いカーネーション
母親が故人→白いカーネーション
を自分の胸につけるというルールがありました。
それがやがて、
【母親にカーネーションを贈る】
という習慣に変わっていったのです。
赤色のカーネーションを贈る理由
もともと白いカーネーションを
贈ることから始まった母の日ですが、
今では赤いカーネーションを
贈るのが習慣となっています。
どうして【白→赤】へと
色が変わったのでしょうか?
それには明確な理由があります。
先ほどお伝えした通り、
母の日制定当初は、
カーネーションを自分の胸につけていました。
そして、
お母さんがいない人→白
お母さんがいる人 →赤
と色を区別していたんですね。
そうすると、
白いカーネーションをつけている子は
「お母さんがいないんだ」
ということが一目で分かってしまいます。
「それはかわいそうだ」
ということで徐々に今のスタイルに
変わっていくことになります。
母の日の現在
2015年現在、
母の日=カーネーションという
イメージは残っているものの、
その由来まで知っている人は
少なくなってきたように感じます。
また最近では、
赤いカーネーションだけでなく
ピンクやオレンジなど様々な色の
カーネーションを贈る人も増えていますね。
カーネーションだけでなく、
ちょっとしたお菓子やプレゼントを
添える人も増えてきています。
もともと亡き母を追悼する母の日は
現在、母に感謝の気持ちを示す日として
定着してきているように思います。
まとめ
以上今回は、
母の日の由来を紹介しました。
【母の日の始まり】
アメリカ人の少女が亡き母を追悼するため、
白いカーネーションを贈ったのがはじまり。
【赤色のカーネーションを贈る理由】
赤色のカーネーションは
母が元気に生きているという証
【母の日の現在】
母親に感謝する日として定着している
お母さんが毎日してくれている
当たり前のことに感謝して、
1年に1度の「母の日」を
家族みんなで祝ってみてくださいね♪