上白石萌音初主演作!和製ミュージカル映画「舞妓はレディ」レビュー

上白石萌音初主演作!和製ミュージカル映画「舞妓はレディ」レビュー エンタメ

今やドラマに映画、舞台と引っ張りだこの女優・上白石萌音さんの初主演映画「舞妓はレディ」をみなさんはご存知ですか?

上白石萌音さんと言えば、現在放送中のNHKの朝ドラ「カムカムエヴリバディ」の主人公の1人を演じていらっしゃいましたが、実はこの映画でも、兄・算太役を務めた濱田岳さんと共演されていたんです!

今回は、そんなミュージカル 映画 おすすめの1作品「舞妓はレディ」をご紹介していきます♪

作品情報

京都の花街を舞台に、ひとりの少女がさまざまな修業を経て一人前の舞妓へと成長する姿を、ミュージカル仕立てで軽妙に綴った和製「マイ・フェア・レディ」。歌あり、踊りあり、笑いと涙たっぷりで描ききる、誰もが楽しめるエンタ―テインメント大作です。

監督は、『Shall we ダンス?』(1996)で世に社交ダンスブームを巻き起こした、エンターテインメントの巨匠・周防正行監督。

主演には、当時15歳だった上白石萌音さんが800名の応募の中からオーディションによって大抜擢されました。

あらすじ

舞台は京都。歴史の古い小さな花街・下八軒は、舞妓がたった一人しかいないという大きな悩みを抱えていました。八軒小路のお茶屋・万寿楽(ばんすらく)には、女将の千春、芸妓の豆春と里春、そして舞妓としては年のいった百春がいます。

ある節分の夜、そこに一 人の少女・春子がやってきます。春子はどうしても舞妓になりたいと懇願しますが、どこの馬の骨ともわからない少女を老舗のお茶屋が引き取るはずもありません。しかし、そこに居合わせた言語学者の「センセ」こと京野は、鹿児島弁と津軽弁がミックスされた春子に興味を持ち、老舗呉服屋の社長・北野に「春子を一人前の舞妓にしたら、自分に褒美をくれ」とけしかけます。

晴れて万寿楽の仕込み(見習い)になった春子ですが、厳しい花街のしきたり、唄や舞踊の稽古、そして何より慣れない言葉遣いに戸惑い、何もかもがうまくいかず八方塞がり。センセの弟子・秋平からも「君には舞妓は似合わない」と言われてしまいます。果たして、春子の夢は叶うのでしょうか・・・。

キャスト

お茶屋・万寿楽の人々

西郷春子<小春(こはる)>/上白石萌音:仕込み(見習い)

小島千春/富司純子(舞妓時代 大原櫻子):女将

百春(ももはる)/田畑智子:舞妓

里春(さとはる)/草刈民代:芸妓

豆春(まめはる)/渡辺えり:芸妓

青木富夫 /竹中直人:男衆(おとこし)

万寿楽馴染みの旦那たち

京野法嗣/長谷川博己:言語学者

北野織吉 /岸部一徳:老舗呉服屋社長

高井良雄/髙嶋政宏:大手芸能事務所社長

市川勘八郎/小日向文世:歌舞伎役者・里春の恋人

その他の人々

西野秋平/濱田岳:京野の弟子・大学院生

赤木裕一郎 /妻夫木聡:映画スター

見どころ

監督をして「21世紀のオードリー・ヘップバーン」と言わしめた、上白石萌音さんの抜群の歌唱力はやはり外せないでしょう。

ミュージカルシーンは、派手にカメラが動かないこともあり、純和風の風景の中で突然歌い出す不自然さが最初こそ気になりますが、春子がお茶屋に慣れていくにしたがって、程なく入っていけるようになります。

楽曲はスタンダードなミュージカル・ナンバーを意識した、キャッチーでゴージャスなものが多く、映像が和で音楽が洋というギャップがまたイイです。

テーマ曲の「まーいこーはレディ~♪」は脳内で無限リピートすること必至!!観終わったあと、とてもハッピーな気分になれます。

最後に

ちなみに、この映画のタイトルが、オードリー・ヘプバーン主演で映画にもなったミュージカル 映画 名作の『マイ・フェア・レディ』のもじりであることは、ここまで読んでくださったあなたなら、もうお気づきですよね!

最後までご覧いただき、ありがとうございました。