カフェ人気の高まりとともに、コーヒーのアレンジメニューが身近な存在になってきましたね。色んなお店で提供されているカフェオレ、カフェモカ、カプチーノ、この3つのドリンクにはどのような違いがあるのでしょうか。
『カフェオレ』
- 意味 :コーヒーとミルクを合わせたもの。コーヒーとミルク同量で作るのが基本。
- 使い方:カフェオレはまろやかで飲みやすい。
カフェオレは、フランス語でコーヒーを意味するカフェ、ミルクを意味するレを組み合わせた語です。ドリップ式のコーヒーに、ミルクを加えるだけで作れるので、自宅でも気軽に挑戦しやすいアレンジメニューといえます。
カフェオレに使うコーヒー豆は、深炒りの細挽き豆など苦味やコクがしっかり伝わるものを選ぶと良いとされています。ミルクと調和することにより、ストレートで飲むよりもマイルドに感じられるので、その点を考慮して選ぶようにしましょう。
また、ミルクは脂肪分が高いものを選ぶとより濃厚でまろやかな仕上がりになります。ダイエット中の場合は、低脂肪乳を選ぶと、カロリーや脂質を抑えることができます。エスプレッソよりもコーヒーの成分が薄いドリップコーヒーをベースにしていて、ミルクもたっぷり入っていることから、コーヒーが苦手な人でも比較的飲みやすいドリンクとなっています。
『カフェモカ』
- 意味 :エスプレッソに、チョコレートシロップ、ミルクを加えたもの。
- 使い方:カフェモカは、チョコレート好きにおすすめのコーヒーのアレンジメニューだ。
カフェモカは、イタリア発祥のカフェラテにチョコレートソースを加えたものです。カフェラテは、圧力を掛けてマシンで抽出した濃厚なエスプレッソに、温かいスチームミルクを加えて作ります。エスプレッソ8:スチームミルク2の割合で作るのが一般的で、ミルクと合わせることで、エスプレッソの苦味が調和され、飲みやすくなっています。
カフェモカは、チョコレートシロップによって、濃厚なカカオの風味と共に甘味もプラスされ、甘いものを欲している時にも適したドリンクとなっています。
店舗によって、生クリームを添えたり、ココアパウダーをトッピングしたり、と仕上げにも工夫が凝らされていて、見た目の美しさもまた人気を支えるひとつの要素となっています。チョコレートシロップには、ミルクやダークのほか、オレンジ風味のシロップもあり、選ぶシロップによっても風味に差がつきます。
『カプチーノ』
- 意味 :エスプレッソとミルクを合わせたもの。エスプレッソ1:スチームミルク1:フォームドミルク1の割合で作るのが一般的。
- 使い方:エスプレッソの苦味とミルクの甘みが調和したカプチーノは、寛ぎのひとときにぴったりだ。
カプチーノは、イタリア発祥のコーヒーのアレンジメニューです。同じくイタリア発祥のカフェラテと混同されがちですが、カフェラテはスチームミルクのみ、カプチーノはスチームミルク以外にミルクを泡立てたフォームドミルクを加えるところが大きな違いです。
ふんわりとしたミルクの泡によって、よりまろやかな風味が生み出されます。表面にリーフやハートなどアートを描いて提供する店舗も多く、なかにはキャラクターや似顔絵など凝ったアートが人気になっている店舗もみられます。
エスプレッソ、スチームミルク、フォームドミルクの割合については、店舗によって差があります。使用する豆は、イタリアンローストの深炒りの豆が使われることが多く、ミルクを加えてもしっかりエスプレッソの苦味が感じられるように仕上げてあります。
まとめ
カフェオレ、カフェモカ、カプチーノの違いは把握できましたでしょうか。それぞれの特徴を知っておくことで、気分に合ったアレンジメニューを選ぶことができるようになりますよ。自分好みのアレンジメニューを見つけて、カフェタイムをもっと楽しいものにして下さいね。