【節分】あなたはいくつ知ってる?子供に教えたい豆まき作法

節分・ひな祭り

2月3日の節分に
豆まきを行う家庭も
多いのではないでしょうか。

私も子供の頃は
豆まきをしていました。
(兄弟でよく投げあいこして
遊んでましたが。;)

そんな時気になるのが、
豆まきの意味…

「福は内、鬼は外」の掛け声を
出してはいましたが、その意味は
よくわかっていませんでした。

そこで今回【豆まき作法】に
ついて詳しく調べてみたところ
興味深いことが色々分かりました。

  • 豆まきに使う豆は?
  • 豆まきの正しい時間は?
  • 豆をまく人は誰?
  • 豆をまく順番は?
  • 豆まきの後の作法は?

あなたはいくつ知っていますか?
順番に説明していきます。

豆まきに使う豆は?

答え:炒った豆または落花生

豆まきに使う豆は
炒った豆もしくは落花生です。

生の豆はもし拾い忘れた場合
芽が出てきて縁起が悪いと
されるため使いません。

『豆を炒る』→『魔を射る』
ということのようです。

また、炒った豆と落花生には
地域によって違いがあるようです。
ちょうど長野県あたりが境界線に
なっていますね。

豆まきの正しい時間は?

答え:

豆まきは夜に行うのが
正式な作法です。

鬼は昼まではなく夜に
やってくるものと
されているからなんですね。

家族が全員揃ったのを
確認して始めます。  

豆をまく人は誰?

答え:父親もしくは長男・長女

これは意外でした。
私が幼い頃は父親が鬼役となり、
豆を投げて追っ払っていました。;

本来豆をまくのは
家長(父親)の役割です。

地域によっては
長男・長女もしくは厄年の人が
まく風習もあったようです。

現在ではその風習も薄れ、
家族全員で楽しむイベントとして
親しまれていますね。

豆をまく順番は?

答え:部屋の1番奥から

我が家では窓を開け放ち、
「鬼は外!」と叫んだ後に
「福は内!」と家の中に
豆を投げていました。;

正しくは、
部屋の奥から玄関に向かって
家の中の鬼を追い出すように
豆をまきます。

玄関まで行ったら
外に向かって「鬼は外」と
叫びながら2回豆をまきます。

鬼が入ってこれないように
戸締りをし、次は「福は内」
の掛け声とともに家の中に
2回豆をまきます。

家の中に豆をまく際は、
下手投げでまくのが
正しい作法です。

豆まきの後の作法は?

答え:年齢+1つの豆を食べる

豆まきが終わったら、
無病息災を願い、
数え年分の豆を食べます。
(6歳なら7つ)

豆をいただいたら、
部屋に散らばった豆を
綺麗に掃除して豆まきを
締めくくります。

まとめ

以上今回は、
豆まきの作法を5つ紹介しました。

・使う豆は炒った豆または落花生
・豆まきは夜に行う
・父親が豆をまくのが本来の作法
・部屋の1番奥から豆をまく
・年齢+1つの豆を食べる

豆まきにはこのように意外と知らない
作法が色々とあります。

これを機会に子供にも正しい作法を
知ってもらい、家族で豆まきを
楽しんでくださいね。