2月3日の節分に
豆まきを行う家庭も
多いのではないでしょうか。
私も子供の頃は
豆まきをしていました。
(兄弟でよく投げあいこして
遊んでましたが。;)
そんな時気になるのが、
豆まきの意味…
「福は内、鬼は外」の掛け声を
出してはいましたが、その意味は
よくわかっていませんでした。
そこで今回【豆まき作法】に
ついて詳しく調べてみたところ
興味深いことが色々分かりました。
- 豆まきに使う豆は?
- 豆まきの正しい時間は?
- 豆をまく人は誰?
- 豆をまく順番は?
- 豆まきの後の作法は?
あなたはいくつ知っていますか?
順番に説明していきます。
豆まきに使う豆は?
答え:炒った豆または落花生
豆まきに使う豆は
炒った豆もしくは落花生です。
生の豆はもし拾い忘れた場合
芽が出てきて縁起が悪いと
されるため使いません。
『豆を炒る』→『魔を射る』
ということのようです。
また、炒った豆と落花生には
地域によって違いがあるようです。
ちょうど長野県あたりが境界線に
なっていますね。
節分の豆まき境界線 知らなかった! pic.twitter.com/PGUHB2al00
— 【人気】RT bot♡RT7000 (@waroronbot) 2014, 12月 10
豆まきの正しい時間は?
答え:夜
豆まきは夜に行うのが
正式な作法です。
鬼は昼まではなく夜に
やってくるものと
されているからなんですね。
家族が全員揃ったのを
確認して始めます。
豆をまく人は誰?
答え:父親もしくは長男・長女
これは意外でした。
私が幼い頃は父親が鬼役となり、
豆を投げて追っ払っていました。;
本来豆をまくのは
家長(父親)の役割です。
地域によっては
長男・長女もしくは厄年の人が
まく風習もあったようです。
現在ではその風習も薄れ、
家族全員で楽しむイベントとして
親しまれていますね。
豆をまく順番は?
答え:部屋の1番奥から
我が家では窓を開け放ち、
「鬼は外!」と叫んだ後に
「福は内!」と家の中に
豆を投げていました。;
正しくは、
部屋の奥から玄関に向かって
家の中の鬼を追い出すように
豆をまきます。
玄関まで行ったら
外に向かって「鬼は外」と
叫びながら2回豆をまきます。
鬼が入ってこれないように
戸締りをし、次は「福は内」
の掛け声とともに家の中に
2回豆をまきます。
家の中に豆をまく際は、
下手投げでまくのが
正しい作法です。
豆まきの後の作法は?
答え:年齢+1つの豆を食べる
豆まきが終わったら、
無病息災を願い、
数え年分の豆を食べます。
(6歳なら7つ)
豆をいただいたら、
部屋に散らばった豆を
綺麗に掃除して豆まきを
締めくくります。
まとめ
以上今回は、
豆まきの作法を5つ紹介しました。
・使う豆は炒った豆または落花生
・豆まきは夜に行う
・父親が豆をまくのが本来の作法
・部屋の1番奥から豆をまく
・年齢+1つの豆を食べる
豆まきにはこのように意外と知らない
作法が色々とあります。
これを機会に子供にも正しい作法を
知ってもらい、家族で豆まきを
楽しんでくださいね。