微妙に違う?!『砂丘』と『砂漠』の意味の違いを解説!

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『砂丘』や『砂漠』と聞くと一面の砂地が目に浮かぶでしょう。砂が多い地域という意味では同じように感じられますが、なぜ砂地になったのかということで違いがあります。成り立ちの点から違いを理解しておきましょう。

『砂丘』

  • 意味 :風によって運ばれてきた砂が堆積してできた地形。
  • 使い方:日本では鳥取にある砂丘が有名です。

『砂丘』は「砂が風で集まることにより積み重なってできた地形」を表しています。その土地の独特の気候を示しているのではなく、特定の場所で長年に渡って作り上げられてきた地形を示しているのが特徴です。

ただし、その地方での気候的な特徴を受けてできたものであるのは確かでしょう。風が比較的強くて、その風上に十分な量の砂があるということが必要条件だからです。数年にしてできるものではなく、巨大なものの場合には数百年という年月をかけて砂が堆積することによりできています。

長い年月を経ていることから、現在の状況として必ずしも砂が堆積する環境になっているとは限りません。雨量が増えていて、表面の砂をかき分けてみるとよく湿っているということも稀ではありません。その場合には少しずつ退行が進んでいて、保全のために努力が行われている地域もあります。

『砂漠』の中にもできる場合がありますが、『砂漠』でなくても乾燥している地域であって、環境条件が揃っていればできることは珍しくありません。歴史的には植物が育ちにくい環境だった可能性はありますが、現在の状況では植物も育ちやすいことはよくあることです。

現在では良好な気候となっている場合には牧草や果樹などを育てていることもあり、乾燥が現在も続いている場所では干物作りに適した場所として活用されています。一般的には『砂漠』に比べると狭い面積に限定されていることが多く、観光地としても利用されているのが特徴です。

『砂漠』

  • 意味 :雨がほとんど降らないことで砂や岩石などで覆われてしまっている土地。
  • 使い方:砂漠だった地域に水を引いてきて住めるようにしました。

『砂漠』は「年間の降雨量が極端に少ないことによって砂や岩石などが多くなっている土地」を示しています。また、年間を通じて雨が降ることが少ないわけではなく、雨季に比べて乾季が長い影響で降雨による土地への水分の供給よりも、日射による水分の蒸発量が多くなってしまっていて乾燥した地域も該当するものです。

中緯度高圧帯に多い土地として知られていますが、地形や気候によってどのような地域であっても形成される可能性があります。環境として乾燥によって砂や岩石ばかりになってしまっていて、植物がほとんど育たない状況になっているのが特徴です。砂地という印象を受けやすいものの、実際に現地に向かってみると岩石ばかりになっていることも珍しくありません。『砂丘』のように必ずしも砂に覆われた地域ではないという点は留意しておくと良いでしょう。

また、厳密な定義として年間の降雨量が250mm以下とされていたり、降雨量と蒸発量の関係が示されていたりする場合もあります。人が住むには過酷な土地なのは確かですが、その中にオアシスと呼ばれる比較的降雨量があって淡水が存在する場所を中心として人が住んでいることも稀ではありません。

『砂丘』とは異なり、広大な土地に広がっていることが多く、その土地一帯を示す表現です。限局された地形を示す言葉ではなく、地域としての気象条件によって生じているものなのが特徴と言えます。

まとめ

『砂丘』と『砂漠』に対して砂ばかりある場所というイメージを持つことは間違いではありません。ただし、『砂丘』は風によって運ばれてきた砂が堆積した地形を示す言葉ですが、『砂漠』は雨量が少ないことで砂地になっている土地を表す点が違っています。

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