『夏日』『真夏日』『猛暑日』の意味の違いと使い分け例

夏になると暑い日が続きますが、その中でよく出てくる言葉が三つあります。『夏日』『真夏日』『猛暑日』は天気予報を聞いていると特に耳にすることが多いでしょう。これらには定義があるので使い分けにのために違いを覚える必要があります。

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『夏日』

  • 意味 :1日の最高気温が25度以上の日
  • 使い方:初夏が近づいてきて今日はとうとう夏日になった。

『夏日』は気象用語として「1日の最高気温が摂氏25度以上の日」を指します。夏になって暑い日が増えてきたという実感が出てくるようになり、特に暑いと感じると25度以上になっていることがあるでしょう。夏が近づいて最も初めに耳にすることになる気象用語です。

あくまで最高気温で定義されているため、最低気温が高いか低いかは影響しません。また、日差しの強さや湿度も影響しないため、体感温度とは違いがあることには注意しましょう。気象庁によって観測点で確認された気温が基準となって地域ごとに観測された結果として判定が行われます。

そのため、自分の家のベランダで測ったら25度以上になっていたという日であっても、観測点での気温が25度未満であれば公式には夏日にはなりません。日常会話で使用する分には支障はないものの、厳密には気象庁の観測によって定められるものであることも理解しておくと良いでしょう。

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『真夏日』

  • 意味 :1日の最高気温が30度以上の日
  • 使い方:7月になると真夏日が増えてくる。

『真夏日』は気象用語では「1日の最高気温が摂氏30度以上の日」を指します。夏が近づいてくると夏日が増えてきますが、まだ暑さを凌げるという意識を持つ人が多いでしょう。

しかし、30度以上になってしまうと冷房をせずに生活をするのは大変だと感じることも多いはずです。夏も盛りになると広い地域で30度以上になり、天気予報でもよく使用されるようになります。熱中症のリスクが高くなることから、夏日に比べても注意喚起がよく行われるようになるのも特徴です。

夏日と同様に気象庁によって行われた観測での値を基準にして判定されるため、実際にはもっと暑い環境にさらされていることがよくあります。気象庁による発表は夏日であっても、自宅の辺りは30度以上になることはありますが、あくまで公式には夏日になってしまいます。やはり慣用的に自分の家は今日は真夏日だったということはできませんが、公には正しくないと覚えておきましょう。”

『猛暑日』

  • 意味 :1日の最高気温が35度以上の日
  • 使い方:今年は酷暑だったため猛暑日が続くことが多かった。

『猛暑日』は「1日の最高気温が摂氏35度以上の日」を示す気象用語です。もともとは定義されていなかった気象用語ですが、夏日や真夏日よりもさらに暑い日が増えてきた影響を受けて定義されました。

2007年に定義された言葉であり、しばしば酷暑日とも呼ばれる場合がありますが、気象用語としては正しくありません。ただし、気象用語にも酷暑という言葉はあります。気温にかかわらずに激しい暑さを表現する言葉として定義されていて、この場合には猛暑は使用しません。この使い分けも一緒に覚えておくと良いでしょう。

日本でも北の方の地域になると35度以上になる日がまったくない地域もあるため、猛暑日という言葉を使用しないで生活できる場合もあります。しかし、他の地域に出かけた際や他の地域の人との交流の際には必要になることがあるため、区別して理解できるようにしておくのが賢明です。酷暑の際には連日になることもあるほどに増えてきているのが特徴でしょう。

まとめ

暑い日を表す『夏日』『真夏日』『猛暑日』は気象庁で観測した気温が一定以上であるかどうかで区別されます。それぞれ25度、30度、35度という5度刻みになっていると覚えておくと間違えずに使用できるでしょう。

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