正しく使えてる?!『日本酒』と『焼酎』の違いは?

正しく使えてる?!『日本酒』と『焼酎』の違いは? 意味の違い

『日本酒』と『焼酎』の違いを知っていますか?普段お酒を楽しんでいても、詳細については分からない方も多いでしょう。本記事では日本酒 焼酎 違いについて紹介しています。詳しい内容が気になる場合は、この記事の原料の違いや味の違いを是非参考にしてみてください。

日本酒 焼酎 違いとは?

日本酒 焼酎 違いは、以下のとおりです。

  • 日本酒と焼酎の違い
  • 原料の違い
  • 味の違い
  • 飲み方の違い
  • カロリーの違い

日本酒と焼酎の違いを紹介しますので、1つずつ見ていきましょう。

日本酒と焼酎の違い

日本酒と焼酎の違いをまとめてみました。

分類醸造酒(日本酒)蒸留酒(焼酎)
酒の種類醸造酒は、米や果物を酵母によってアルコール発酵させた酒蒸留酒は、醸造酒を蒸留させた酒
酒の商品日本酒ビールワイン焼酎泡盛ウイスキーブランデージンウォッカテキーラ
アルコール度数約15度前後約25度前後
造り方酒は原料に含まれる糖分をアルコール発酵させて造る醸造酒を加熱してアルコールのみを気化させ、気体を冷やして再び液体に戻す

原料の違い

日本酒と焼酎には原料の違いがあり、内容は以下のとおりです。

  • 日本酒の原料は「酒米」という日本酒専用の米(酒造好適米)
  • 焼酎の原料は一般の米やさつま芋、麦などが大半

※蕎麦や黒糖、穀物を原料にした焼酎がある

米を原料にした日本酒と米焼酎ですが、日本酒の場合は日本酒専用の「酒造好適米」を使用し、米焼酎は一般的な食用の米が使われています。

味の違い

日本酒と焼酎には味の違いがあり、内容を一覧にしているので参考にしてください。

酒の種類味の違い
日本酒米本来の甘み、まろやかさが感じられる酒米の種類や精米歩合により味は変化する
焼酎すっきりとしたアルコール感の強い味わい造られる原料により味が異なるアルコール度数が高いのでサラッとした感じを味わえる醸造酒を蒸留してアルコール分を抽出した酒なので、甘みやまろやかさが取り除かれている

同じ米から造られる日本酒と米焼酎の味はかなり違うため、飲み比べてみることをおすすめします。

飲み方の違い

日本酒と焼酎には飲み方の違いがあり、内容をまとめてみました。

  • 日本酒のアルコール度数:約15度前後(低い)
  • 日本酒の飲み方:常温・冷やす・燗にするなど、温度変化による味わいが楽しめる
  • 焼酎のアルコール度数:約25度前後(高い)
  • 焼酎の飲み方:オンザロック・水割り・お湯割り・炭酸割り・各種サワーなどを加えると良く、そのまま飲むこともできる

アルコール度数に違いがある日本酒と焼酎は、飲み方を変えて楽しむと良いでしょう。

カロリーの違い

日本酒と焼酎にはカロリーの違いがあり、内容は以下のとおりです。

  • 日本酒100mlあたりのカロリー:約104kcal
  • 焼酎100mlあたりのカロリー:甲類(約206kcal)・乙類(146kcal)

カロリーの高い方は焼酎ですが、アルコール度数は高いため日本酒よりも飲む量が少なくなります。飲む量を基準にして2つを比べると、大きな差はないでしょう。酒は「エンプティーカロリー」と呼ばれ、摂取したカロリーの70%が代謝によって消費されるので脂肪になりにくいです。日本酒と焼酎を選ぶときに、カロリーを気にする必要はないといえます。

まとめ

日本酒 焼酎 違いを調査し、原料・味・飲み方・カロリーについて紹介しました。今回の記事では日本酒と焼酎の違いを中心に、原料・味・飲み方・カロリーについてご紹介させて頂きましたがいかがでしたでしょうか?酒は摂取カロリーの70%が代謝によって消費されていることに驚きましたが、飲み方を変えて味わいたいですね。日本酒と焼酎の違いを知った上で、お酒は嗜む程度に楽しみましょう!