ちゃんと使い分けできてる?!『すじこ』と『いくら』の違いは?

ちゃんと使い分けできてる?!『すじこ』と『いくら』の違いは? グルメ

『すじこ』と『いくら』の違いを知っていますか?形状は違いますが、両方とも鮭や鱒(マス)の卵であり、大好物な方も多いでしょう。

本記事ではすじこ いくら 違いや味付けや食べ方の使い分けについて紹介しています。

詳しい内容について知りたい場合はこの記事の、すじこといくらの特徴や、旬な時期と値段の違いを是非参考にしてみてください。

すじこといくらの違いとは?

卵巣膜に入っているかどうかに違いがある『すじこ』と『いくら』。

卵巣膜に覆われているのがすじこ。

いくらはすじこをほぐしてバラバラにした状態のものです。

両方とも味付けが良く、プチプチ食感が食べやすくて美味しいので人気があります。すじこといくらの特徴や、旬な時期と値段の違いについて紹介しましょう。

すじこといくらの特徴の違い

いくらと筋子の特徴の違いをまとめているので、参考にしてみてください。

すじこ卵巣膜に入っており、つながっている状態の鮭や鱒の卵。腹から取り出したばかりの状態は「生すじこ」で、すじこの加工品は「塩すじこ」です。一般的なのは「塩漬け」であり、コクのない「醤油漬け」や「味噌漬け」なども食べやすいため人気があります。
いくらすじこから卵巣膜を外したバラバラの状態のもの。秋鮭の卵をほぐしたものが主流であり、いくらの加工品は醤油漬が大半を占め、塩漬け(塩いくら)や生の状態で凍結したいくら(生冷いくら)があります。

すじこといくらの旬な時期と値段の違い

いくらと筋子の旬な時期と値段の違いについてまとめてみました。

旬な時期日本の秋鮭の漁獲量は北海道が大半を占めており、漁獲は9月~10月がメインとなるので、すじこといくらの旬な時期は秋です。秋鮭の代表的な産地は青森県や岩手県、新潟県などが挙げられ、産地により旬な時期が微妙に異なります。厳密な旬の時期は9月~12月の冬頃までといえるでしょう。
値段いくらの値段は高い印象ですが、すじこの塩漬けには技術が必要であり、職人が作るものは高価格です。どちらが高級かといえばケースバイケースで、秋鮭いくらと、鱒すじこや紅鮭すじこが一緒に販売されることもあります。原料の魚が違う食品の価格比較は困難です。

すじこ いくら 違い!味付けや食べ方の使い分け

味付けは『すじこ』が塩漬け、『いくら』は醤油漬けが主流です。

すじこは塩味が強くて熟成したうま味があり、いくらは塩味がまろやかで「プチッ」とした食感を楽しめます。

すじこは味付けが濃厚であり、少量でも十分に美味しいので、ごはんのお供やおにぎりの具として食べましょう。

いくらの食べ方で人気なのは、丼ものとして白米の上にたっぷりとのせる方法です。

自家製が美味しい!イクラの醤油漬けのレシピ/作り方:白ごはん.com

すじこやいくらの違いを知り、自分に合った味付けや食べ方を工夫し、使い分けてみてください。

まとめ

すじこ いくら 違いや、味付け・食べ方の使い分けについて紹介しました。卵巣膜に入っているのが『すじこ』で、バラバラの状態なのは『いくら』です。

すじこといくらの旬な時期は秋ですが、産地によって微妙に異なるため、厳密には9月~12月の冬頃まで楽しめます。

どちらが高級かといえばケースバイケースであり、原料である魚が違うため価格比較は困難です。味付けは『すじこ』が塩漬け、『いくら』は醤油漬けが主流なので、自分に合った味付けや食べ方を工夫して使い分けてみてください。