どっちが好き?!『プリッツ』と『ポッキー』の違いを解説

意味の違い

プリッツとポッキーはどちらも定番のお菓子として人気がありますね。

11月11日はポッキー&プリッツの日になっていますしファンも多いのではないでしょうか。どちらもスティック状のスナック菓子ですがその違いを詳しく見てみましょう。

『プリッツ』

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プリッツは1963年に発売された江崎グリコのスナック菓子のブランドです。

ドイツ発祥の焼き菓子プレッツェルをもとに作られました。そのためプレッツェル菓子に分類されます。

プレッツェルは小麦粉とイースト菌を原料としており、比較的大きな、パンのように柔らかいものと比較的小さな、スナック菓子のように硬いものがあります。

ドイツでは伝統にのっとりパンのようなプレッツェルが主流で、スナック菓子のようなものは北米で生まれました。プリッツは後者のプレッツェルをもとに作られたということですね。

 

また、もともとのプレッツェルは独特な結び目の形に焼き上げられており、スティック状ではありません。スティック状にして食べやすくしたというのも人気の理由かもしれませんね。

その第一号であるバタープリッツはグリコがキャラメル以外の菓子に初めて本格参入を果たした商品となりました。

 

さて、お菓子にはサラダ味はよくありますよね。サラダ味とは、サラダ油をかけて塩味を付けたもののことのようです。これはお菓子業界の名づけのルールだそうです。サラダ味に代表されるように、食事のようなフレーバーのラインナップになっていることも特徴です。

期間限定や地域限定でお菓子や果物フレーバーの甘いものも発売されることがありますが、基本的には塩気のきいたお菓子となっています。ポッキーに比べてしょっぱいフレーバーが多く、コーティングもないので、カロリーも低めになっています。

商品のバリエーションは1パック入り、2パック入り、4パック入り、徳用サイズとあらゆるシーンに対応しています。あまり甘くないので甘いお菓子が好きでない方にもお勧めできるお菓子ですね。

『ポッキー』

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ポッキーも江崎グリコが販売するスナック菓子のブランドです。こちらは1966年から発売されています。こちらのほうがプリッツより誕生は遅いのです。

ポッキーはプリッツをチョココーティングすることで生まれました。ここが最大の違いです。コーティングがあるのがポッキー、ないのがプリッツです。

 

全体をコーティングしてしまわず、持ち手を残したのもヒットの理由と言われています。また、長さも違い、プリッツより2cmほど長く、また、カロリーも高くなっています。

そして、プリッツは甘くないフレーバーがメインなのに対し、ポッキーは主に甘いフレーバーで展開しています。プリッツ同様期間限定、地域限定商品を販売するなど、バリエーション豊富なフレーバーが発売されています。

フレーバーだけでなく、極細や、ハート形など形のバリエーションもあります。

 

ちなみに名前の由来は棒状のものが折れる擬音”ポッキン(pokkin)”からだそうです。

もともとは「てくてく歩きながら食べられるチョコレート菓子」ということで”チョコテック”という名前にしようとしていたそうですが、商標登録が先にされており、現在の名前になりました。

 

今やその人気から世界各国で販売されており、類似品も多数発売される商品となっています。

英語圏では俗語の意味となってしまうため、”Mikado”という名前で発売されています。マレーシアでは、国内に信者の多いイスラム教で食べることを禁じられている豚肉(pork)に似ていることから”Rocky”と改名されて発売されています。

名前を変えてまで世界中で発売される大ヒット商品なのです。

まとめ

プリッツとポッキーの違い、お分かりいただけましたでしょうか。

よく似たお菓子ですが、江崎グリコでは明確に違いを作って販売しているようですね。プリッツは甘くなくてコーティングがない、ポッキーは甘くてコーティングがある、これが大きな違いです。

今度お菓子を買うときに確認してみてくださいね。