3分で解決!『ふらふら』と『ぶらぶら』の違いと使い分け例

なんとなく揺れ動いている様子を表現する言葉には『ふらふら』と『ぶらぶら』があります。印象として違いがあることはわかっていても正確に使い分けることができるでしょうか。細かな違いを理解して使い分けられるようにしましょう。

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『ふらふら』

  • 意味 :不規則に揺れ動いて安定しない様子。
  • 使い方:あてもなくふらふらと一人旅に出かける。

『ふらふら』は「規則性なく揺れ動いてしまって不安定なさま」を示す表現です。イメージとして酔っぱらいが千鳥足で歩いている姿を考えると良いでしょう。

単純に物理的に不安定で不規則な動作を示すだけではなく、抽象的なものに対して用いることもできる表現です。特に目的もなく行動をし続けるという意味や、目標が定まらなくてなんとなく色々なことに手を出してしまうという意味でイメージを伝えやすい言葉として重宝されています。

揺れ動いているイメージから、何か目指すものが明確になっていないことに加えて、行っていることに規則性も計画性もないのが特徴と言えるでしょう。あるいは目標や計画を立てることができないほどに意識がはっきりしていなかったり、身体を思い通りに動かせないほどに脱力してしまっていたりしている状態を示すこともできます。

行動や考え方が一貫しなくなってしまってよくわからない状況になっていることを示すのです。

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『ぶらぶら』

  • 意味 :何かにぶら下がって規則的に揺れ動く様子。
  • 使い方:ショッピングセンターをぶらぶらして歩く。

『ぶらぶら』は「何かに掴まった状態で自然な成り行きに任せて規則的に揺れている様子」を示す表現です。振り子やブランコなどをイメージしてみると状況が概ね理解できるでしょう。

何かに掴まって揺れている様子が『ぶらぶら』のもともとの意味であり、やや重みがあるものが揺れている印象を与えます。『ふらふら』とは異なるのがある程度は不安定さを軽減するために掴まっているものがある点です。

しかし、その掴まっているものに束縛されることによって、規則性のあることばかりしている状況になっていることを示しています。特に毎日刺激的なことがあるわけではなく、ただ生きていくために必要な衣食住だけを整えて生活している様子や、あてもなくのんびりと歩き回る日々を過ごしている様子を表すのに使える表現です。

『ふらふら』のように何をするのかわからない不安定さはなく、拘束される範囲があって同じことを繰り返している印象が強いのが特徴を言えるでしょう。

『ふらふら』と『ぶらぶら』の使い分け例

揺れ動く様という意味では『ふらふら』と『ぶらぶら』では同じですが、その揺れ方の不安定さや規則性に違いがあります。

「近所をふらふらと歩いて回る」という表現をすると、自宅の近場を特にあてもなくのんびりと歩いていくのが通常です。「近所をぶらぶらと歩いて回る」という場合にも必ずしも何かあてがあって歩いているわけではないことが多いものの、それが日課になっていて毎日繰り返している印象を与えます。

また、歩き方にも違いがあり、『ふらふら』と歩いている場合には身体に力が入らず足元もおぼつかないという印象を与えるでしょう。しかし、『ぶらぶら』の場合にはまっすぐ歩いているものの、ゆっくりと腕を振りながら歩いている様子が想像されます。

「いつまでふらふらしているのか」という言葉も意味が大きく変わります。この場合にはいつまでも何もせずに茫然自失しているのかという意味になりますが、「いつまでぶらぶらしているのか」という言葉になると、早く定職についたり、結婚したりするように促す意味になるのです。

まとめ

『ふらふら』と『ぶらぶら』はどちらも揺れ動く様子を示します。しかし、不安定で不規則な様子が強い『ふらふら』と、何かに一応は掴まっていて規則性が見出されている『ぶらぶら』という形で意味の違いを理解しておけば使い分けができるでしょう。

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