ちゃんと使い分けできてる?!『NISA』と『つみたてNISA』の違いは?

ちゃんと使い分けできてる?!『NISA』と『つみたてNISA』の違いは? 雑学系

投資を始める人は増加傾向ですが、NISA(一般)とつみたてNISAの違いをご存知でしょうか?対象商品や1年間で投資できる金額などが異なるため、それぞれの特徴をつかめていない方もいるようですね。

そこで今回は「NISAとつみたてNISAの違い」や導入の背景について調査しましたので、皆さんにご紹介していきます。

NISAとつみたてNISAの違いは?

NISAとつみたてNISAの違いは?に関する内容は、以下のとおりです。

  • NISAとつみたてNISAの違いについて
  • NISAとつみたてNISAはどっちがおすすめ?
  • NISAとつみたてNISAの両方は使えるの?

NISAとつみたてNISA、それぞれの違いを紹介するので生活に役立てましょう。

NISAとつみたてNISAの違いについて

NISA(一般NISA)とつみたてNISAの違いは、以下のとおりです。

  • NISAの非課税で運用できる期間:5年間(最長10年)
  • NISAの非課税で投資できる上限額(年間):120万円
  • NISAの取り扱い商品:国内・海外株式と投資信託
  • つみたてNISAの非課税で運用できる期間:20年間
  • つみたてNISAの非課税で投資できる上限額(年間):40万円
  • つみたてNISAの取り扱い商品:金融庁が定めた条件を満たす投資信託のみ

商品と製品2つの違いが気になる方は、是非こちらを確認してみてください。

NISAとつみたてNISAはどっちがおすすめ?

NISA(一般)とつみたてNISAはどっちがおすすめ?に関する内容は、以下のとおりです。

  • 投資額:年間40万円以上はNISAで月1万円程度ならつみたてNISA
  • 投資期間:5年以内はNISAでそれ以上ならNISA
  • リスクとリターン:高い人はNISAで低い人ならつみたてNISA
  • 購入商品:株式の場合はNISAで特に希望がない人ならつみたてNISA

NISAとつみたてNISAは、どちらがおすすめとは一概に言えないため、それぞれの違いを理解した上で自分に合った資産運用を行いましょう。

NISAとつみたてNISAの両方は使えるの?

NISA(一般)とつみたてNISAは、1人で両方を使うことは不可能ですが、夫婦の場合は異なるNISA口座を開設できます。夫と妻が協力して分散投資をする例は、以下のとおりです。

  • 職業:夫は会社員で妻が専業主婦
  • 使う制度:夫は一般NISAで妻がつみたてNISA
  • 投資のタイミング:夫はボーナス時で妻が毎月

夫婦の老後資金をつみたてNISAで貯めながら、余剰資金を一般NISAのハイリスクハイリターン投資にまわす方法があります。非課税枠を全て使う必要はないため、それぞれの特徴を把握して資産形成に役立てましょう。

NISA導入の背景は?

NISA(一般)導入の背景として、日本人の金融資産の大半は預貯金であり、他の国よりも割合が突出して高いことが挙げられます。家計にある膨大な預貯金を、投資することにより企業へ供給して経済成長を促し、好循環を生み出すことを期待してNISAは誕生。2014年1月に、投資で得た利益は非課税になる「一般NISA」ができています。

金融広報中央委員会による「家計の金融行動に関する世論調査」では、2人以上の世帯で金融資産がゼロのケースは増加しており、平成24年に約30%となりました。

まとめ

今回の記事ではNISAとつみたてNISAの違いを中心に、導入の背景についてご紹介させて頂きましたがいかがでしたでしょうか?

NISAとつみたてNISAは、非課税で運用できる期間や年間の投資上限額などが違うことに驚きましたが、自分に合った投資方法を選択したいですね。2つの違いを理解した上で、無理のない資産運用を心がけましょう!