ケーキやクッキー、サンドウィッチなどのさまざまな料理で活躍するバターとマーガリンの違いをご存知でしょうか?パンに塗ると美味しいので、朝食には必ずトーストを焼いて食べる方もいるようですね。
そこで今回は、バターとマーガリンの違いや特徴、使い分け・保存方法について調査しましたので皆さんにご紹介していきます。
このページの目次
バターとマーガリンの違いとは?
バターとマーガリンの違いは、以下のとおりです。
- バターは乳脂肪分でマーガリンは植物性油脂が原料(両者とも油脂)
- 旨味やコクはバターが強くてマーガリンはあっさり
- 値段はバターが高くてマーガリンは安い
元々マーガリンはバターの代用品として作られたことから、大体の料理に代用可能です。バターとマーガリンは味や香り、コクなどが違うため、仕上がりに差が出ることを把握しておきましょう。
バターとマーガリンの特徴とは?
バターとマーガリンの特徴は、以下のとおりです。
バターの特徴 | マーガリンの特徴 |
牛乳からクリームを分離させ凝固して作る | 油脂を原料とした加工品 |
成分の大半が乳脂肪分 | バターの代替品として作られた |
独自の風味やコクがある | 価格が安い |
風味は加熱しても損なわれにくい | 冷やしても固くならない |
20℃前後で柔らかくなり冷やすと固くなる | 菓子を軽い食感に仕上げる |
40℃前後で液体になる性質 |
バターは加熱しても風味が損なわれにくいメリットがあります。マーガリンは冷やしても固くならないため、トーストに塗るときに便利です。
バターとマーガリンの使い分け
バターとマーガリンの使い分けは、以下のとおりです。
- コクや風味が欲しいときはバター
- 軽く仕上げたいときはマーガリン
コクが欲しいときはバターが最適であり、加熱しても風味を損ねないためカレーやムニエルなどの加熱料理によく合います。
マーガリンは軽く仕上げたいときにぴったりで、タルトやスポンジケーキなどに使用可能です。なめらかで柔らかい特徴があるため、トーストやサンドウィッチに塗って食べても良いでしょう。
料理によってバターとマーガリンを上手く使い分けてみてください。
バターとマーガリンの保存方法とは?
バターとマーガリンの保存方法に関する内容は、以下のとおりです。
- バターの保存方法
- マーガリンの保存方法
バターとマーガリンの保存方法を知ることで、食材を長持ちさせられます。手法を紹介しますので、是非試してみてください。
バターの保存方法
バターの保存方法は、以下のとおりです。
- 冷蔵保存
- 冷凍保存
バターを冷蔵する場合は28℃~33℃で溶けるため、10℃以下で保存する必要があります。保存のコツは空気に触れさせず、においが強いものと一緒に置かないことです。バターは長く空気に触れると脂肪が酸化し、臭いや変色の原因になるので注意しましょう。冷蔵する際はバターをラップや密閉容器などで保存し、においが付かない保管場所を選ぶ必要があります。
冷凍保存が可能なバターは解凍しても組織は壊れません。再冷凍は品質に影響するため、小分け冷凍で使い切りましょう。
マーガリンの保存方法
マーガリンは冷凍に不向きであり、解凍すると油分と水分に分離することがあるので冷蔵保存がおすすめです。マーガリンを冷蔵保存する場合、空気に触れさせることは極力避けて乾燥から守りましょう。
長時間常温に出しておくと表面に水分が発生する恐れがあるマーガリン。カビが発生する原因になるので、使用後はすぐ冷蔵庫へ戻す必要があります。
まとめ
今回の記事では、バターとマーガリンの違いや特徴を中心に、使い分け・保存方法についてご紹介させて頂きましたがいかがでしたでしょうか?
マーガリンはバターの代用品として作られたことに驚きましたが、大体の料理に使用できるようですね。バターとマーガリンを上手に保存して長持ちさせ、さまざまな料理に活用して味わいましょう。