“いがい”と間違えることの多い、『意外』と『以外』の意味の違いと使い分けを例を交えながら解説します。(ちなみに、この文の “いがい” は 『意外』が正解です)
このページの目次
『意外』
- 意味 :予想もしなかったこと。思いのほか。
- 使い方:意外な結末、意外とおいしい
「予想外」と同じ意味で、反対語は『当然』です。”意外” という漢字から見ても想像できるように、「意外 = 意識の外」で想像もしなかったことが起こった時に使われます。英語では、「unexpected(予想外の)」と同じ意味です。
「意外に頭良いんだね!」「こんなことが起こるなんて意外だった。」「意外と簡単な問題が出題された」といった使われ方をします。
『以外』
- 意味 :それを除いたほか(のもの)、ある範囲の外側
- 使い方:関係者以外立入禁止、飲み物以外は持ち込みOK
「〜を除いて」「範囲外」と同じ意味で、反対語は『以内』です。英語では「except(〜を除いて)」と同じ意味です。
「この前の期末テスト、数学以外は点数取れたよ。」「赤以外のシャツはありますか?」「ラーメン以外で食べたいものは?」といった使われ方をします。
『意外』と『以外』を使った表現の例
『意外』と『以外』の両方が使われた例文を2つ紹介します。
①アフロの芸人さんは私以外にも意外と多くいるもんだね。
- 私以外・・・私を除いて、私のほかにも
- 意外と多くいる・・・思ったよりも多くいる、想像してたより人数が多い
②「お肉はレバー以外なら何でも食べます」「意外だね!」
- レバー以外・・・レバーを除いて(レバーだけ食べれない)
- 意外だね!・・・予想外!(他のお肉も食べれないと思った。もしくは逆に、レバーでも食べれると思った)
まとめ
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ぜひ、使い分けの参考にしてみてください。